ラベル アプリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル アプリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024/06/26

天体写真撮影用 露光時間計算アプリ

天体写真を撮る時に被写体やピント、露光時間等の確認のため、まずは超高感度で絞り開放にするなどをしてテスト撮影の時間を短縮することがあります。

本番撮影時はノイズを減らすため感度を落とし、収差も減らすため絞りも絞るなどをする場合、テストで撮ったデータから感度や絞りの変動分を加味して露光時間を決めなければなりません。

そういったことをチャチャっと計算するwebアプリを作りました。

直接URLを開いて使うことができますし、JavaScriptなのでローカルに保存してからwebブラウザで使用することもできます。

HTMLは任意のファイル名.html、JavaScriptファイル名はLongTimeExposure.jsにしてhtmlと同一階層に保存すればそのまま動きます。


露光時間計算アプリ

https://www.renachan.com/script/LongTimeExposure.html


テスト撮影のISO感度、絞り、露光時間を入力して、本番で撮影したいISO感度、絞りを決定すれば、自動的に露光時間が表示されます。

本番撮影のISO感度とf値はローカルストレージに保存されますので、次回からは同じ条件がデフォルトでセットされます。


2014/09/19

iOS8のカメラ機能を使ったマニュアル撮影のしやすいカメラアプリ

チラッとApp Storeを覗いたら、新着に良さそうなカメラがあったので購入してみました。
Manual Cam:App Store(iOS8以降 期間限定100円)

マニュアル撮影前提でリアルカメラチックのシンプルなカメラアプリです。もちろんオートでの撮影もできます。
手動で設定出来る項目はメニュー左から
・ISO感度
・シャッタースピード
・ホワイトバランス ・ピント
・フラッシュ
変更したいボタンをタップし、上下方向へのドラッグで変更変更する操作方法です。
左右方向へのドラッグでフィルターがかかります。
画面内をダブルタップでリセット。
このアプリの特筆すべき所は、ピント合わせのしやすさ。
FOCUSボタンを押すと、中心をクローズアップした画面に切り替わります。FOCUSボタンを押した後、指で画面に触れた個所を中心にクローズアップが可能。これを見ながらダイアルを回しピントを合わせますので、正確なピント合わせが可能になります。
スクリーンショットがブレてて申し訳ない…(笑)調整ダイアルを触りながら電源ボタン+ホームボタンというのがナカナカ辛い…。
ProCam 2:App Store:セルフタイマーやHDR、フィルターなど、通常のカメラ機能もある。
DP Cam:App Store:ドラッグによる操作。tint(色合い)調整がある。フラッシュの光量調整。
Manual Cam:App Store:シンプルでカメラ的な操作感。フォーカスポイントの拡大機能。フィルター。
どれも迷いますね。しばらくいろいろ使ってメインで使うカメラを決めたいと思います。




2014/09/18

iOS8でカメラアプリProCam2によるマニュアル撮影と、ピント合わせのための画面拡大

iOS8の登場でカメラ周りのAPIが開放されサードパーティのアプリケーションでシャッタースピード、感度、ピント、ホワイトバランスの調整が可能になりました。
自分の知る限りでは、iOS8アップデート初日の段階で ProCam 2:App Store (200円)がそれらのマニュアル操作が可能になっています。

AEとAFのフレームをドラッグで分離し、フレームないをタップするとロックが出来、調整用のバーが現れます。
調整バーは小さくて少し使いにくいのですが…。
もちろんマニュアル操作なので、明るさの調整にも使えますが低感度で固定することにより画質の劣化を抑えるという使い方もできます。その場合はスローシャッターになりがちなので、手ブレに注意。
ホワイトバランスの調整は右上にある「WB」ボタンを押します。
これもAE、AFフレームを分離しないと表示されません。

さて、このカメラはとても便利なのですが、マニュアルのピント調整について少し書きます。
iPhoneの小さい画面だとピントが合っているのか合っていないのか少し分かりにくい時があります。特にこのアプリのように手動でピント調整をする場合には少し不便です。
そこで、iPhoneに元々備わっている、画面の一部を拡大するズーム機能を使います。
このアプリの場合、元々ズームバーがあるのでそれを使ってピントを合わせた方が楽だと思いますが、他のアプリにも応用出来ますので、一応Tipsということで…。

設定>一般>アクセシビリティ>ズーム機能を開きます。これをオンにするだけ。使い方は説明書きにある様に、三本指タップで拡大されます。拡大率の変更は三本指でドラッグします。
これだけなのですが、デフォルトだと全画面拡大してしまい、写真を撮るためには少し不便ですので、スクリーンショットの下部にある「コントローラを表示」もオンにします。

オンにすると更に設定項目が表示されますので、そこの「ズーム領域」を「ウィンドウズーム」に設定。
表示されたコントローラをタップするとこの様な画面になりますので、「レンズのサイズを変更」を選択すると、拡大表示するウインドウの大きさを変えることができます。
実際の画面はこんな感じです。スクリーンショットには拡大された画面は映らないようですがフレーム内は実際には拡大されています。フレームのサイズ変更と移動はフレーム下部の少し膨らんだ部分から変更出来ます。
撮影画素の一部分を直接拡大するわけではなく、ただスクリーンを拡大しているだけなのでボヤけますが、それでも少しはピント合わせが楽になるかと思います。
デフォルトの三本指タップで起動の他に、同じくアクセシビリティの最下部にある「ショートカット」でズーム機能を選択することで、ホームボタンのトリプルクリックで呼び出すこともできます。こちらの方が便利かも?
以上、iOS8でProCam2によるマニュアル撮影と、ピント合わせのための画面拡大でした。
今回iOS8で個人的に一番期待したのがこのカメラ周りAPI開放だったので、さっそく対応したアプリが出てくれたことを嬉しく思います。今後このAPIを使ってマニュアル撮影の出来るカメラアプリは次々と出てくることを期待します。

追記:2014.9.18-18h35m
App Storeを検索かけてマニュアルで撮れるカメラアプリを探してみました。
まだ少ししか試していませんが、このアプリいいかも! DP Cam:App Store
各種マニュアル調整が上下ドラッグのみでできます。また上記ProCam2にはない、ホワイトバランスのtint(色合い)調整もできます。探せばまだまだ沢山ありそうですね。それにしてもAppStoreは新しいアプリを見つけにくくなった…。

DP Camで調整した写真とiPhone5sの標準カメラアプリで撮影した画像です。

2014/04/09

Adobe Lightroom mobile提供開始

iPadとPC、Mac間で同期が出来る Adobe Lightroom mobile が配信開始されました。

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Adobe Lightroom

自分のiPadはあまり使っていないので古いiPad2のままなのですが、試しに入れてみました。
使用するにはAdobe Creative CloudのアカウントとLightroom5.4が必要になります。

レビューや説明などは、
とか
とか
をご覧になるといいかもしれません。←他力本願^^;
(追記 2014.4.13)こちらのレビューがとても詳しく役立ちます!
徹底解説!Lightroom mobileの使い方と活用方法をはじめから丁寧に! | studio9



非力なiPad2でどの程度出来るのかと心配でしたが、さすがにサクサクとは行かない物の、実用に耐えるほどに少し重い程度でした。
ただ、1200万画素400枚の写真をクラウドにアップロードし、その後iPadにダウンロードする事自体は、光回線な事もあるのかそれ程時間はかからなかったのですが、その後に多分プレビュー画像を作成する工程で1時間15分程かかりました。これは最新のiPadならばもっと速いのではないかと思われます。

操作は左右スワイプで写真を前後し、上下でフラグを付けることが出来るので、選抜作業にはとてもいいのですが、たまに次の写真へ送ろうとスワイプした時に斜めに入ってしまいフラグが付いてしまうこともしばしば…。「取り消し」もないため、フラグ付きを非表示にしているとフラグ解除にも手間がかかることがありました。ここは少し慣れが必要かもしれません。

また、自分が知らないだけかもしれませんが、比較表示が出来ない為、細かいピントのチェックや構図の違いなどを見たい時には少し不便でした。

電池もガンガン消費するかな?と思いましたが、選抜している位だとそれ程でもなく、アプリ自体の出来はとても歓迎出来る物です。
ただ母艦側のLightroomは同期にかなりのCPUパワーを使っているらしく、うちの非力なMacだとCPUの70%前後を占めてしまい、普通の処理がもたつく感じになりました。これは母艦側でアップロード用のDNGファイルか何かに変換でもしているのでしょうか…。
そして、一回同期を切ってしまうと、次にまた同期したくなった時にアップロードの初めからになってしまいますので注意が必要です(ダイアログは出ます)。
これDropboxのようにサーバへ保管されていて、同じ物ならすぐに復帰出来るようにはならないかな…。

いろいろと書きましたが、何か新しい使い方ができそうな面白いアプリです。
これでやっと野山でゴロンとなりながら仕事が出来るようになるかなあ…。