2017/02/25

着いた先は廃村だった - ぽんハウス BLOG

二年前、偶然たどり着いた集落に今日、また行くあてもなく向かった。
川沿いにある集落の入口には、梅が咲いていた。
ハイキングコースの看板と唯一電気を感じる自販機は、まるでちいさな温泉街の入口のよう。

しばらく梅の写真を撮っていたら、軽トラックが一台止まる。
よくあるパターンだ。これは、怒られる…。
経験的にそう思った。
観光地でもなく、素晴らしい景色があるわけでもない場所でカメラを担いでいると、多くの場合怪訝な目で見られる。

軽トラックの老人から声をかけられた。
「どこから来たの」
「梅、撮っていたのかい」
自分が気にしすぎていたことが分かり、少しホッとした。

82歳になるこの老人は、以前この集落に住んでいたらしい。
江戸時代から続く土地を手放し、今は少し町よりの場所で暮らしているそうだ。
集落にはもう誰もいないと…。
手入れされた茶畑があるところを見て、まだ住んでいる住人がいるのかと思っていたが。
この老人の他にも、ここには何かの用事で時折帰ってきている住民がいるのだろうか。
元気な足取りで案内された旧自宅を拝見させてもらった。
奥さんは最近体の調子が悪く、今日は他の町で暮らす娘が見舞いに来ていたようだ。
自慢の立派な石垣の前で写真を撮ってくれないかと言われる。
老い先短いんでな~と。
もちろん。二つ返事で写真を撮った。

このあと集会があるとそこで別れた。


ちいさな集落。ここにも歴史がある。

それを忘れちゃいけない…そんな気がした。



廃村 - ぽんハウスギャラリー





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着いた先は限界集落 - ぽんハウス BLOG:


2017/01/30

100均の老眼鏡を少しだけ改造

iPhone3GS使い始めてから急激に進行した老眼は、もう丸6年くらいの付き合いになるのかな?
自分は右目に少し近視が入っているので、100均で売っている老眼鏡だと片目しかジャスピンにならない。
なので視度の違う眼鏡を2つ買ってレンズを外し付け替えてみました。

金属フレームのものはレンズを締め付けるネジが見当たらなかったため、いざとなったら融通の聞きそうなプラフレームのものを購入。
レンズは力技で外します。
しかし、同じものを買ったのですが厚みはもちろん形も微妙に違うことが判明し、その場で簡単にはめ直しとはいきませんでした。

そこでヤスリを使ってレンズの外周を削り、やっと自分用の100均眼鏡の完成。
これで居間やベッド、車や服のポケットなどあちこちへラフに置いておけるメガネが完成。

2016/11/22

【オレ流写真論】写真を撮る事の面白さは何か

写真を撮る事の面白さは何か…そういったことを時々、いや多分ずっとどこかで考えているのだけれど、浮かんだことが2つ。せっかくなので書き残しておこうかなと思います。
(他にも例えば、カメラをいじる楽しさや、定点観測など変化を見る楽しさ、自己表現、承認欲求としての面もありますが、今回言いたいこととは少し路線が違うので割愛します)

コレクションとしての面白さ
これは、記録としての面白さに通じることかもしれません。
好きなものを撮り、それを身近に置いておきたい…それにより自分が広がったような感覚でしょうか?いつでも好きなものを見れるという理由からでしょうか?
分かりませんが、コレクション…集めて手近に置いておきたいという心理はあるかもしれません。

知らないものを知る喜び
イレギュラー…普通とは違うものです。
知らなかった、見たことのなかった新しいものを知る楽しさ。
普段目にする当たり前と思っていたこと、当たり前と思っていた姿が、違ったものに見える驚き。
その驚きや新鮮さが楽しく感じる。

だいぶ前からなのですが、美容学校で写真の講師をすることが何度かありまして、ここ最近も久しぶりにそういった仕事をして、その時生徒さんの反応を見て思ったことです。

写真の基礎である、
  • シャッタースピード
  • 感度
  • 絞り(被写界深度)
このうち、被写界深度の違いを説明、体感してもらうために、単焦点レンズを使いました。50mm/1.4。
それを使って夜の街で被写体探し&撮影…。
みなビックリするんです。そのボケ方に。

写真をある程度かじった人ならば見ることも多いかと思いますが、一般的には多分、そういった背景ボケの大きな写真を見ることはあまりないのだと思います。
一般的には、そして写真家の間でも、写真はある程度絞って「シッカリ」と写すものだという概念が当たり前になっていますから。
ましてや撮像素子のフォーマットが小さくなり、またスマホが主体になった現在では、大きなボケというものを見る機会も、体感する機会も少なくなりました。

注意深く観察すれば肉眼でもボケを感じることはできますが、脳内補正により基本的に肉眼はパンフォーカスに見えます。
だから、ボケのある写真というのは、見えているものとは違う、イレギュラーなものなのです。
そしてそのイレギュラーさに驚き、興味がそそられるのでは…と考えました。

他の例をあげます。
例えば一時期から特に流行り始めた、高速シャッターによる瞬間を写し撮った写真…空中でポーズをしたりするような写真が典型ですが、それらも、肉眼では得られないものを見せてくれる楽しさから来ているのでは?と。

そうやって考えるとなんでもそうです。
自分の知らない世界を見せてくれる風景写真。
細かくはよくわからない、マクロ撮影。
肉眼で見るのとは程遠いけれど、実際そこに存在することを具象化する天体写真。
それらは、肉眼で見えているものとは違った、自分の知らない世界。

銀塩とデジカメ
確かにデジタルカメラは便利だし、また新たな表現も可能になりました。
ただひとつ…どう写るかわからなく、結果がすぐに…いや、シャッターを切る前から分かってしまうことから、イレギュラーの楽しみは奪われました。
ただ、デジタルになってからもその点を意識し残してくれたのがHipstamaticというアプリです。
未だに更新されていますが、もう一昔前の流行りと言われても仕方のないアプリです。
それは、構図をしっかり決めてもブレが生じ、多種あるフィルターのうち、どれがかかるか分からないという、その予想外な感じが楽しいアプリでした。(今はそういった挙動を任意に選択できるようになっています)

写真とは、真実を写すものではなく、そこに予想外なことが発生するから面白い。
自分はそう思います。

2016/11/20

ニコンのACアダプター EH-5+EP-5b の中華版を買ってみた。

ニコンのACアダプター EH-5+EP-5b の中華版を買ってみた。
Wi-Fiを使うとバッテリーが1時間と保たないからだ。
純正の9V 4.5Aに比べ、すぐ手に入るのが9V 6Aの製品だったが、Aの数値は最大値表記なので多分大丈夫?
D750の場合Wi-Fiオン時で平均2Aちょっと位だろうか?
テスターで測ったところジャスト9V。Aは持っているテスターが許容オーバーで測れず…といってもカメラ側がどのくらいの電流を要求しているのか分からないけど。リップルなどノイズもオシロ持っていないので、実際どの程度の質の電流が流れているのかは分からないが、とりあえず動きました。

少しテストした結果、RAW撮影→WMU(Wireless Mobile Utility)を間欠的な連射で何枚か撮ると、カメラがフリーズ状態になり電源も落とせなくなった。
バッテリー室からアダプターを抜き取り、再度電源を入れ直すとまた撮影は出来るようになる。
純正のACアダプターでもこれが起きるかは分からないが、バッテリー駆動では問題は出なかった。
RAW撮影時のWMUは、カメラ内部でRAW現像をしてからWi-Fiで送り出す処理が挟まれるので、負荷が大きくなると過剰な電流が流れ、ストッパーがかかったのだろうか?

RAW+JPEGで撮影したところ、テストでは順調に作動した。


転送アプリ ShutterSnitch
ニコン純正のWMUは純正アプリ特有の使いにくい。例えば…
スマホの回転に対応していない。

  • 撮影しつつ確認するテザー撮影的な使い方ができない。
  • あまり問題ではないが、iPadネイティブではない。
  • 画面タッチでAFできるのは良いが、オフにできないので意図せず触ってしまいピントがずれる可能性。
  • カメラ設定の変更ができない。
など、細かい点で使いにくさがある。
一方、2300円と少し高価だが ShutterSnitch というiOSアプリがあり、多様なカメラメーカーだけでなく、EyeFiなどのW-Fiに対応。
UIは下にサムネイルがずらっと並ぶ形で、撮影する毎にプレビューウィンドウに表示される。(どうでもいい写真でスミマセン…笑)
また、時間はかかるもののRAWファイルの転送にも対応しているので、それが必要な場合は役に立つだろう。
WMUのようにシャッターを押したりピントを合わせたりはできず、撮った写真をリアルタイムで確認することに特化したアプリです。
(Lightroom mobileにテザーが付けばなあ…。)

2016/09/15

Windowsへ移行します

久しぶりの更新ですが、一応名目上「写真とMacのサイト」のはずが、この度パソコン新調でWindows機を選んでしまいました…。

できればMacが良かったのはやまやまなのですが、昔から思っていることで、Macにはミニ〜ミドルタワー系のラインナップが存在しないというところが一番の理由だったりします。
・モニターは好きなのを選びたい。
・内蔵HDDは多く積みたい。
・XeonではなくCore系のデスクトップ。
これを満たすことがMacではできなかった。

中古で箱型の旧Mac Proを買うことも考えたのですが、Mac Pro2010でさえ14万程…。6年前の機種ですよ?
スピードは2400万画素RAW現像なので、今ならそれ程不満はないのかな?とは思いますが、製品寿命で考えれば保ってあと数年。それに14万は…。

Windowsは大昔まだWindowsが出る前にDOS/Vのダイナブックを使ったことがあるくらいで初めてなのですが、まあなんとかなるでしょう。というか細かいところをイジったりするのが好きなので、Windowsの方がそういう面では性に合ってるかも?

ついでにiPhoneもやめてAndroidにしようかな…とも少し考えております。
お財布ケータイ使わないし、肝心のカメラも自分の思っていたものとは方向性が違うようで、iPhone7に魅力を感じないので。
ただ、iPadは欲しい。iPad Pro12.9の2世代目出ないかな。店頭で見る限りでは、True Toneが思ったよりも良かったので。

さてWindowsの話しに戻ります。
好きなパーツを選びたかったのでBTOで買いました。

これで18万弱なので、やはりコストパフォーマンスで考えるなら今更ですがWindowsだな…。

多分もうMacを使うことはないのか…と思うと寂しいですが、思い返せばJobs復帰のボンダイG3Macからなので、AppleというよりもJobsと共にあったのかな…と思うようにします。

2015/06/12

画素数が多すぎてLightroomの処理が重い時は…

最近は高画素のカメラが多くなってきましたが、パソコンが充分でない場合、どうしても処理の遅さがネックになります。
数枚のレタッチならば多少処理が重くても問題ないのですが、大量の写真を処理する場合に処理のもたつきは、直接的な時間のロスだけでなく、ストレスによる疲労度にも影響します。

追記:2015.11
CC 2015.7 の新機能「元画像の替わりにスマートプレビューを使用」を使用すると、下記Tipsと同じ効果が得られます。

そこで、できるだけストレスなく処理するために、Lightroomの機能であるスマートプレビューを使用します。
これは本来、外付けHDDやNASにあるデータを使用する時、ノートパソコンなどでオリジナルがローカルになくても作業を続行できるという機能です。
LightroomでDNG形式のファイルに変換し、間接的にそのファイルを使用し、オリジナルにアクセスできる環境になった時、自動で作業した内容と同期してくれます。
オリジナルデータを外付けHDDに移したら、そのHDDをアンマウントしてしまえば後の処理はスマートプレビューによる処理となります。

このDNGファイルはオリジナルよりもファイルが小さい為、サクサクと作業できるというわけです。iOSやAndroid用のLightroom mobileでも使用されています。

ただ、最初にスマートプレビューを作成する時にそこそこ時間がかかりますので、それは寝てる間や時間のある時に作成するなり工夫が必要ですが。

追記:2015.10.1
スマートプレビューを作成するまでは同じですが、その後オリジナルデータの入ったボリュームをアンマウントすると書きましたが、もっと簡単な方法として、Finder上で(Lightroom以外で)フォルダーをリネームしてしまうやり方があります。
Lightroomライブラリ上のフォルダはグレー表示になり「?」マークが付きますが、スマートプレビューを作成しているため継続して作業が可能です。
作業が終わりましたら、またFinder上で元の名前に戻すと、Lightroom側が自動認識して通常の扱いに戻ります。これの方が簡単ですね。



他にLightroomを軽くする方法として…

  • カタログをSSDなど高速なデバイスで使う。(ただ、うちの環境ではそれほど効果はありませんでした。)
  • カタログ設定から、キャッシュで使うプレビューサイズを小さく設定する。
  • 標準サイズのプレビューや等倍プレビューを前もって作成しておく。
  • レンズ補正の「プロファイルを使用」や、ディテールの「ノイズ軽減」は特に重いのでチェックを外しておく。必要なら最後にかける。

などがあります。

2015/06/04

Lightroom CCでLightroom mobileとの同期チェックボックスがコレクションに表示されない。

LightroomとLightroom mobileの同期は便利なのですが、時々挙動がおかしいのが困りもの。
今回はLightroomがCCになったからなのか、なぜかコレクションから同期チェックボックスが出ず、同期ができなくなったというお話。


本来はコレクションの作成時にはこのように「Lightroom mobile との同期」というチェックボックスが表示されます。
それが何故か表示されなくなっていて、こんな時まず先に確認するのは、ちゃんとアカウントにログインしているかどうか…。これは環境設定のLightroom mobileタブから確認できます。
そして、ログインは何故かここではなく「ヘルプメニュー」にあるサインインから…なのですが、LightroomがCCになったからか、結局はCreative Cloudのサインインに飛ばされます。
CSの時は、同期で重くなってしまうのを避けたい時にLightroomのみサインアウトができて便利だったのですが、CCからはCreative Cloud関連すべてがサインアウトしてしまいます。

自分の場合、サインインしてもダメ…。変わらず同期チェックボックスは表示されません。 ここで新たなカタログ「test」を作り、試してみることにしました。
新しいカタログで起ち上げると、最初にLightroom mobileと同期するか聞かれます。どうも従来から引き継いだカタログだと、以前の設定を受け継いだまま、この表示が出ず、再設定できないことになっているようです。

どこかに同期を再設定する箇所がないかひたすら探した所…ありました!
場所は、「メニューバー」の「ヘルプ」から「Lightroom mobile のヒント…」。
これをクリックすると、真ん中に同期の説明が出ますが、ここから細い線をたどって
、着目するは左上のアカウント名。

このアカウント名をクリックすると小さな三角形が隣に現れます。一回クリックしないと表示されないのが分かりにくい原因。

それをクリックするとカタログに対しての同期設定の変更パネルが出ます。
これで無事にLightroom mobileと同期できるようになりました。 つぎはぎで作ったせいか、設定箇所があちこちに飛んでしまい、非常に分かりにくいUIとなってますねこれ…。なんとかして欲しい所です。