2012/11/19

文字を写真に重ねる事が出来るLightroomプラグインMogrify

LR/Mogrify 2 - Add Watermarks, Border and Text Annotions to Images Exported by Adobe Lightroom 2

インデックスプリントを作る際に、ファイル名を写真の下部ではなく上に重ねて表示したくて、何かないかと探していたら、なんとLightroomプラグインで発見!
ファイルナンバーの他にもIPTCやEXIFなどから抽出して表示させたり、日付も記入出来るようです。

出来ればインデックスを作る際にこれが出来ればいいのですが、書き出し用なので一度書き出してから、またライブラリーを作らなければいけないという手間はあります。
意外とこういったソフトはないので、必要な方は是非試してみてください。ドネーションウェアです。


 


2012/11/16

LightroomのRGB表記はパーセントヽ(´o`;

戸惑いました…時間ない人は下の方に解決方法が書いてあります。

最近RAW現像をBridge+CameraRAWからLightroom4(以下LR)に変えました。
LRには撮った写真をメモリーカードではなく、パソコンへ転送するテザー機能も付いていますので、今までその為だけにApertureを使っていましたが、折角なのでLR一本にしようと思い試してみました。

Apertureの場合はデータがメモリーカードにも残ってくれるのですが、LR含めほとんどのソフトはパソコンだけにしかデータは残りません。
これはデータの多重化による事故防止や、データの移動にはメモリーカードにも記録されている方がいいのですが、Apertureしか出来ない所を見ると何か難しいのかもしれません。

LRでのテザーの利点は、転送されたデータをプリセットで現像した状態で表示出来る所。
クロップも出来るので、最終出力が六つ切りの場合がほとんどな自分には嬉しいことです。
ニコンのD一桁ならカメラの段階でRAWをクロップすることも出来るのですが…。
ただ、クロップは現像プリセットに記録出来ない様なので、前回と同じという指定をしなければならないのが残念。


とても前置きが長くなってしまいましたが、ここからが今回書きたかったコト。
スタジオの現像プリセットを作る為にカラーチャートを撮影しました。
カラーチャートにはRGB値が8bit表示で各色0〜255の数値で記されており、それに合わせて調整するのですが…LRのRGB値は8bit表記ではなくパーセント表記!いったいどうすれば…。
確かに元のRAWには8bit以上の情報が入っていますし、モニターの表示限界以上の色域を扱うこともあるかもしれませんが、これは困る…。

しかし少しググっていたら問題解決方法が…。本家のAdobeフォーラム内に書かれていました。

メニュー>表示>ソフト校正>校正を表示
これで慣れ親しんだ8bit表記になりました。
そしてヒストグラムパレットで色域をしていすればOK

Illustratorもデフォルトでパーセント表記になったらしいので、Photoshopも次のバージョン辺りで、そうなるかもしれませんね。
Illustratorでは情報パレットでの数値の右端…%をクリックすれば変更出来るらしいです。

2012/11/13

カメラの進化と写真の進歩というもの。

カメラはどんどん進化している。
デジタルカメラの画素数も、初代 IXY DIGITAL が2000年発売で211万画素。2012年現在でのそれは、最高で1610万画素と、12年間で実に8倍。
超高感度も昔はAPS-Cでiso800程が実用限界だったが、今ではiso3200近くでも綺麗に撮れる様になった。
進歩は画質面だけではない。
AFの性能や連射速度など、昔に比べたら、これまた格段に進歩している。
昔は露出の決め方から始まり、動体では「置きピン」や手動動体予測などのピントを合わせる為の「テクニック」がまず必要だった。
その頃はもちろんまだ、その場で確認が出来ない銀塩フィルムだったので、露出が思う様に決まった時。ピントがバッチリと合った時。ただそれだけでも嬉しい物だった。
また、それに挑戦するという楽しみもあった。

2012/11/01

- オレ流写真論 (9) - カラー写真の可能性

モノクロ写真とカラー写真の大きな違いは情報量。
テレビよりラジオ。ラジオより本の方が想像力が働く。
想像する事は楽しいけれど、そのままを受け入れてしまった方が楽(楽しいの意味を含む)。
それがモノクロとカラー。

昔の写真はモノクロで、今はカラーが当たり前と一般的には思われているが、写真を記録としてではなく作品として捉えると、モノクロもひとつの表現手段だ。

(ちなみにモノクロとはモノクローム(Monochrome)の略で、意味は単色。モノ黒ではありません。)

セピアなど単色で調色された写真も、色は付いてもモノクロの一種。
ではカラーは?



表現手法のひとつとすると、全ての色を持ったフルカラーだけがカラー写真ではないとも言えます。

明るめのトーンで揃えたハイキー。
暗めのトーンで揃えたローキー。
トーンを変える事だけではなく、色を変える事もアリですよね。

見えたままが写真ではありません。
感じたままを写真に。