2012/12/27

AppleScriptによる小絞りボケ計算機

AppleScriptで回折による小絞りボケの計算機を作ってみました。
小絞りボケは光が狭い穴を通る時、回折によって拡散してしまう現象です。
絞り込みすぎて画像がぼやける原因となります。
下のdisplay〜からfまでをコピーして、AppleScriptエディタにペして下さい。
AppleScriptはMac上で動くスクリプトです。
Web上で動かすにはJavaScriptが書けないので、どなたか宜しければ書いてくださいヽ(´o`;

display dialog "画素ピッチ(μ)" default answer 1
set p to text returned of result
--素子が要求するレンズの解像度 = (1000/画素ピッチ)/2
set d to (1000 / p) / 2
--F=(1000×1000)/(1.22×λ×d) 
set f to (1000 * 1000) / (1.22 * 550 * d)
display dialog "f" & f


参考URL : 小絞りボケ: ヤパの日記
http://yapa.way-nifty.com/diary/2009/08/post-ac76.html

2012/11/19

文字を写真に重ねる事が出来るLightroomプラグインMogrify

LR/Mogrify 2 - Add Watermarks, Border and Text Annotions to Images Exported by Adobe Lightroom 2

インデックスプリントを作る際に、ファイル名を写真の下部ではなく上に重ねて表示したくて、何かないかと探していたら、なんとLightroomプラグインで発見!
ファイルナンバーの他にもIPTCやEXIFなどから抽出して表示させたり、日付も記入出来るようです。

出来ればインデックスを作る際にこれが出来ればいいのですが、書き出し用なので一度書き出してから、またライブラリーを作らなければいけないという手間はあります。
意外とこういったソフトはないので、必要な方は是非試してみてください。ドネーションウェアです。


 


2012/11/16

LightroomのRGB表記はパーセントヽ(´o`;

戸惑いました…時間ない人は下の方に解決方法が書いてあります。

最近RAW現像をBridge+CameraRAWからLightroom4(以下LR)に変えました。
LRには撮った写真をメモリーカードではなく、パソコンへ転送するテザー機能も付いていますので、今までその為だけにApertureを使っていましたが、折角なのでLR一本にしようと思い試してみました。

Apertureの場合はデータがメモリーカードにも残ってくれるのですが、LR含めほとんどのソフトはパソコンだけにしかデータは残りません。
これはデータの多重化による事故防止や、データの移動にはメモリーカードにも記録されている方がいいのですが、Apertureしか出来ない所を見ると何か難しいのかもしれません。

LRでのテザーの利点は、転送されたデータをプリセットで現像した状態で表示出来る所。
クロップも出来るので、最終出力が六つ切りの場合がほとんどな自分には嬉しいことです。
ニコンのD一桁ならカメラの段階でRAWをクロップすることも出来るのですが…。
ただ、クロップは現像プリセットに記録出来ない様なので、前回と同じという指定をしなければならないのが残念。


とても前置きが長くなってしまいましたが、ここからが今回書きたかったコト。
スタジオの現像プリセットを作る為にカラーチャートを撮影しました。
カラーチャートにはRGB値が8bit表示で各色0〜255の数値で記されており、それに合わせて調整するのですが…LRのRGB値は8bit表記ではなくパーセント表記!いったいどうすれば…。
確かに元のRAWには8bit以上の情報が入っていますし、モニターの表示限界以上の色域を扱うこともあるかもしれませんが、これは困る…。

しかし少しググっていたら問題解決方法が…。本家のAdobeフォーラム内に書かれていました。

メニュー>表示>ソフト校正>校正を表示
これで慣れ親しんだ8bit表記になりました。
そしてヒストグラムパレットで色域をしていすればOK

Illustratorもデフォルトでパーセント表記になったらしいので、Photoshopも次のバージョン辺りで、そうなるかもしれませんね。
Illustratorでは情報パレットでの数値の右端…%をクリックすれば変更出来るらしいです。

2012/11/13

カメラの進化と写真の進歩というもの。

カメラはどんどん進化している。
デジタルカメラの画素数も、初代 IXY DIGITAL が2000年発売で211万画素。2012年現在でのそれは、最高で1610万画素と、12年間で実に8倍。
超高感度も昔はAPS-Cでiso800程が実用限界だったが、今ではiso3200近くでも綺麗に撮れる様になった。
進歩は画質面だけではない。
AFの性能や連射速度など、昔に比べたら、これまた格段に進歩している。
昔は露出の決め方から始まり、動体では「置きピン」や手動動体予測などのピントを合わせる為の「テクニック」がまず必要だった。
その頃はもちろんまだ、その場で確認が出来ない銀塩フィルムだったので、露出が思う様に決まった時。ピントがバッチリと合った時。ただそれだけでも嬉しい物だった。
また、それに挑戦するという楽しみもあった。

2012/11/01

- オレ流写真論 (9) - カラー写真の可能性

モノクロ写真とカラー写真の大きな違いは情報量。
テレビよりラジオ。ラジオより本の方が想像力が働く。
想像する事は楽しいけれど、そのままを受け入れてしまった方が楽(楽しいの意味を含む)。
それがモノクロとカラー。

昔の写真はモノクロで、今はカラーが当たり前と一般的には思われているが、写真を記録としてではなく作品として捉えると、モノクロもひとつの表現手段だ。

(ちなみにモノクロとはモノクローム(Monochrome)の略で、意味は単色。モノ黒ではありません。)

セピアなど単色で調色された写真も、色は付いてもモノクロの一種。
ではカラーは?



表現手法のひとつとすると、全ての色を持ったフルカラーだけがカラー写真ではないとも言えます。

明るめのトーンで揃えたハイキー。
暗めのトーンで揃えたローキー。
トーンを変える事だけではなく、色を変える事もアリですよね。

見えたままが写真ではありません。
感じたままを写真に。

2012/10/25

reCreate-レクリエイト|Movies Intuos5 × Photoshop CS6

reCreate-レクリエイト|Movies Intuos5 × Photoshop CS6
reCreate-レクリエイト|Movies Intuos × Photoshop

ペンタブレットIntuosを使ったPhotoshopのTips動画です。
ペンタブを使っていない方も勉強になる物があるかも。

2012/10/24

Nikon | ニュース | 報道資料:焦点距離70-200mm、開放F値4固定のニコンFXフォーマット対応 望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」を発売

Nikon | ニュース | 報道資料:焦点距離70-200mm、開放F値4固定のニコンFXフォーマット対応 望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」を発売

キヤノンに遅れる事何年…やっと出ました。
重量が1540g→850g
最短撮影距離1.4m→1m
最大撮影倍率1/8.6(未公開)→1/3.6
これは大きいです。テレコン付けるなどしてf2.8が必要でなければ、これで充分…いや、この方がいいですね。
といっても自分はまだ旧70-200VRですけど…。

2012/10/12

ニコンD600のためのSDメモリーカード選び - デジカメWatch

ニコンD600のためのSDメモリーカード選び - デジカメWatch

もう、前のエントリーに続いて不満ばかりの連続なんだけれども、なぜD600の売り文句は「価格」を一番に上げる所が多いのか。
記事でも
“これまでフルサイズ機が欲しくてもなかなか価格面で手が届かなかった向きには朗報”
と書かれているが、不景気だから安さをアピールしているだけだよね?メーカーが言うのなら分かるけど、記事で言うのはカメラを売りたいから?

確かに今までのフルサイズで一番安くなる「可能性」はある。けれどD700もほぼ20万切って売られていたし、発売後すぐに異例の3万円キャッシュバックキャンペーンがあったので18万程で買えた。そのD700よりD600の方が今のところは高いのだ。

要するにユーザがためらっていたのは価格だとしてもフルサイズ用のレンズを含めた価格や、大きさ重さじゃないのかな?

記事はユーザにとって、それが便利な物かどうかを判断させる情報をあたえてくれればいい。

長期試用リポート:ニコン「D600」第1回――D7000ユーザーがD600でフルサイズに挑戦 - ITmedia デジカメプラス

長期試用リポート:ニコン「D600」第1回――D7000ユーザーがD600でフルサイズに挑戦 - ITmedia デジカメプラス

個人的にはAPS-Cよりフルサイズの方が好きではあるが、使い慣れた画角だったり、超高感度を使いたかったり、ボケや周辺減光の大きさだったりが好きなだけだ。
これぞフルサイズってボケは標準〜広角の大口径レンズが一番分かりやすい。その領域でなければAPS-Cでも充分と思う。

最近、いつかはフルサイズという流れがある事に少し疑問と不満があります。
画質がいいと言われている高い物をただ欲しいという人が大半だったり?

結局フルサイズ神話は画素数神話の延長線にある様に思う。


画質とは何か。
自分の撮りたい用途にそれは合っているのか。



2012/10/11

Lexar、5スロット装備のポップアップ式USB 3.0カードリーダー - デジカメWatch

Lexar、5スロット装備のポップアップ式USB 3.0カードリーダー - デジカメWatch

今メインで使っているのはLexarのCF用FW800のカードリーダー。トラブルもなく順調なんだけど、SDに使っている国内メーカーのカードリーダーが正直、安物買いの銭失い状態に…。過去に3回壊してる。Lexarなら大丈夫かな?これは安めだけど…。

指定したWebサービス内のコンテンツを一括で別のWebサービスに転送できる「pi.pe」がとても便利*二十歳街道まっしぐら

指定したWebサービス内のコンテンツを一括で別のWebサービスに転送できる「pi.pe」がとても便利*二十歳街道まっしぐら

Instagramの写真だけじゃなくて、コメントをローカルに保存する事って出来ないのかな…。
写真よりも貰ったコメントの方が思い入れがある。

Siriの使い道

ドコモのしゃべってコンシェルって何だろうと、テレビを普段見ない上にドコモユーザーでもない自分はすぐピンと来なかったのですが、そういえばCMで昔見た事あるSiriみたいなアレか…と思い出しました。
結構良いらしいのですが、二番煎じな上に、~みたいな…と浮かんでしまうのは残念ですね。

Siriと言えばSiriに話しかけたらこんな風に返してくれたとか、珍回答や名回答が取り沙汰される事が多いのですが、単純に音声認識としてだけ見るとかなり実用的なレベルにまで達しているのではないでしょうか。
自分自身もTwitterへの投稿に時々使ったり、このエントリーもSiriを通して書いています。もちろん度々修正は入れなくてはなりませんが…。

考え事を出力するときには指を動かすよりも言葉にしてしまった方が、スラスラ書ける事が自分は多いので、こういった音声入力は有難い機能です。
またちょっとしたメモ書きなどにも便利ですが、人の居るところだと少し恥ずかしいのが難点に。

個人的な印象だと「耳にあてて話す」をオフにして、ハンズフリーで話した方が認識率が高いような気がします。
またデータをAppleに送信するので、使っているうちに段々と正確になってきているような?
試してはいませんが、会話を録音したテープ起こしにも使えるレベルになれば、助かる人も多いかもしれませんね。

2012/10/05

Quick Review: Apple iPhone 5 Camera: Digital Photography Review

Quick Review: Apple iPhone 5 Camera: Digital Photography Review
所謂「パープルヘイズ問題」の検証。

自分もツイッターで何度か推測を書き込んでいますが、自分はサファイアガラスのせいでもなく、薄型化したカメラユニットのせいでセンサーと反射面の距離が近くなり、元々発生していたフレアが集光してしまい目立つようになった…と推測しています。というのは、どのiPhone4Sとの比較写真も、フレアの出ていない所ではiPhone5の方がクリアで、4Sは全体に渡りフレアが発生しているからです。

ちなみに赤外カットフィルタを外したからと言う説は、記事上では否定されているし、自分もそれは違うと思っている。というのは赤外まで感光すると、もうそれは奇妙な発色…主に染料によっては黒い生地が紫になったり、青い花が紫になったりする。この「紫」というのに見覚えがあってそう思ったのかもしれませんが、これで変色してしまった画像をソフトウェアで元の色に戻すのは非常に難しく、今まで見たiPhone5の綺麗な発色を見る限り、その様には見えません。

解決策は…「フレアが目立つ構図では撮らない。」

これが自分の答ですが、iPhoneでなくともこれは同じです。
太陽など強烈な光を発する物をフレーミングからぎりぎり追い出し、フードや手などでハレキリをする。それが無理な構図ならば、フレアやゴーストを生かした撮影をする。
誰でも簡単に写真を撮れる時代になって、カメラに望まれる物が高くなってきたようにも思います。

個人的にはこのパープルヘイズ問題より16:9と4:3の比率の違いから起きるフレーミング問題の方を遥かに問題視しているのですが、これに関して騒いでる人は多くありません。
アプリひとつの修正で問題なくなるのですが…。
これに気付かないのなら一眼レフの100%ファインダーなんてカタログスペックで必要なだけの物になりますね(笑)

2012/10/02

荻窪圭のケータイカメラでこう遊べ:iPhone 4Sから着実にレベルアップ――「iPhone 5」のカメラをねっとりと試す - ITmedia Mobile

荻窪圭のケータイカメラでこう遊べ:iPhone 4Sから着実にレベルアップ――「iPhone 5」のカメラをねっとりと試す - ITmedia Mobile

ちょっ!…画角…。
以前iPhone5の情報をツイッターで眺めていた時に偶然見つけたTiltShift Generatorアプリの作者のつぶやきはこの事だったのか?ほんとこれ何故誰も言わないのだろう…。あまりに誰も言わないからドットレベルの差で、開発者くらいしか分からない様な物かと思っていたら…これはカメラとしてどうなの?写真を撮る人間として個人的にアウト。それともビデオの時のようにダブルタップしたら全部入ったりするのだろうか?
何にせよもっと言われてもいいと思う。

2012/10/01

Nikon D600 High ISO Performance Comparison

Nikon D600 High ISO Performance Comparison

Nikon D600、D700、D800E、D3sの感度別サンプル。
大きさを揃えてあるので分かりやすいです。

このサイトの写真ではD700よりD600の方が高感度でのノイズ量は少ないですね。
D600のRAW現像が出来ない為、JPEGでの撮影との事で、ノイズリダクションが強いのかな?D600は少しぼやけた感じだし…。

話は変わって、最近Adobe Lightroomの体験版を入れてお試し中。

2012/09/25

キヤノン、光学 50 倍ズーム搭載 PowerShot SX50 HS 発表 | スラッシュドット・ジャパン ハードウェア

キヤノン、光学 50 倍ズーム搭載 PowerShot SX50 HS 発表 | スラッシュドット・ジャパン ハードウェア

光学に詳しい人が多くて、読んでて楽しい。
最初のコメントから回折限界※1の話が来るとは思わなかった。
コメントの途中にもあるけど、理論的には画素サイズより回折ボケ(エアリーディスク)の半径が大きい方がいいみたいだけど、どうもそう言うように思えないのはベイヤー+ローパスフィルタだからなんだろうか…。

カメラはというと、撮れる写真は甘いかも知れないけれど、50倍1200mm相当となると、それはそれで面白そうだ。そんな焦点距離のレンズを気軽に使った事はないので、撮る写真も変わってきそう。
1200mmがどの位かというと、月や太陽を写真に撮る時、ライカ判フルサイズ36X24mmの短辺24mmの100倍…2400mmでほぼいっぱいに写せると言われています。なので1200mmだとその倍くらい…月2個分の広さ…というか狭さw
月の大きさって結構大きく思えますが、実際は手を伸ばした指先に持った5円玉の穴にすっぽりと入ってしまうくらい小さいんです。豆知識でしたw

そしてこんな特許もソニーから出ているようです。
Sony 回折限界を超える技術に関する特許:エンジニアの嗜み:So-netブログ
前のエントリーにも書いたのですが、このサイト最近一番更新を楽しみにしている。
近ごろは専門的な話をネットでじっくり見る機会も薄れてしまったので、なにか読んでるだけでとても楽しい。

※1 回折限界 - 透過電子顕微鏡 基本用語集

2012/09/23

Sony Japan | 積層型CMOSイメージセンサー及びイメージングモジュールの仕様変更のお知らせ

Sony Japan | 積層型CMOSイメージセンサー及びイメージングモジュールの仕様変更のお知らせ

ああっヽ(´o`;
8月に発表されたソニーのRGBWセンサーが…“当社の画質基準を満たさない条件があることが判明したため、従来の「RGB方式」とさせていただきます…。
このセンサーの話です↓
Sony Japan | 世界初 積層型CMOSイメージセンサー“Exmor RS”とイメージングモジュールを商品化

通常のセンサーで使われるベイヤー方式というのは、RGGBという赤緑緑青の色フィルターをかけた画素を合成して色を表現するのですが、RGBWとは緑のうちひとつを輝度情報のみの画素にするものです。
低照度に強くなる(フィルターがないから?)というメリットがあります。
こちらが詳しいです。
Sony RGBW配列で高感度を実現した撮像素子に関する特許:エンジニアの嗜み:So-netブログ

iPhone5が出たばかりですが、次のiPhone6には間に合うかな?と期待していたのですが、いろいろと難しいのですね…。
通常のRGBでも積層型になって回路に場所を取られなくなるから、画素自体の有効面積広くなって少しは感度は上がるのかな?…と思ったけどその分素子のサイズを小さくしてるのか…。

iPhone4SのセンサーはこっちのIMX105PQらしいです。iPhone5は分解記事によると、ソニー製ですがこれとは微妙に違うということ。マイナーチェンジ?
Sony Japan | ニュースリリース | 世界初 有効1641万画素の携帯電話向け 裏面照射型CMOSイメージセンサー“Exmor R”を商品化

レンズのボケ味

ボケ味ってレンズの持つ球面収差で決まると言われていますが、それだけで済むような簡単な物ではないようです。

Canon EF 24-70mm f/2.8 USM L II - Full Format Review / Test Report - Analysis
ここを見ていて、ふと気になったのですが、ボケの中に同心円状の影があるレンズを時々見ます。
個人的にはあまり好きなボケ方じゃないなと思うのですが、どうしてこういったボケになるのか調べていたら、ステキなPDFを見つけたのでご紹介。

コンピュータゲーム会社らしいのですが、非常に良くボケに関してまとまっていて、勉強になります。
下記にリンクしたPDFのP92以降を見ると、どうも口径食による回折らしいのですが、良く分かりませんでした…。
とにかく、レンズのボケに興味のある方は、読んでるだけでも面白いですよ。

追記(2013.10.21:同心円状のボケはどうも非球面レンズ特有のボケという話を耳にしました。球面レンズの方が素直なボケ方をすると時々聞いてはいたのですが、こういう事なのですね。)

実践! シネマティックレンズエフェクト
―光学に基づいたボケ味の表現― ―アナモルフィックレンズエフェクト―
http://www.siliconstudio.co.jp/presentations/files/CEDEC2012/CEDEC2012_CinematicLensEffect.pdf(10.9MB)
シリコンスタジオ株式会社

2012/09/18

GoogleがNik Softwareを買収

GoogleがNik Softwareを買収したらしいです。
Nik SoftはSnapseed、Color EfexやSilver Efex、ニコンのCapture NX2(U Pointテクノロジーだけ提供?)などを作っている会社で、Photoshop初めとするLightroom、Apertureプラグインでは自分の思う所最高の製品を提供しているメーカーです。

自分はこの会社のColor Efex Proを頻繁に利用させて貰っていますが、正直今後の行方が心配…。
ニコンユーザとしても、Capture NX2が今後どうなるかは大きい話だと思います。

買収目的は明らかにされていませんが、Snapseed目的とすると、Snapseedだけ何らかの形で新たにアプリが出て、他のプラグイン群は放置となる可能性もなくはない…ていうか、過去の大企業の振る舞いからすると、大体が放置…。
Snapseedだけ利用したら、後はまた他へ売っぱらってくれないかな。

一部報道で、Snapseedを何故かInstagramの競合アプリと扱って、買収する事でIGとFacebookへの対抗と捉えている記事もありますが、元々SnapseedにはIGの様な写真共有の機能は付いておらず、ライバルでもなんでもありません。写真加工アプリです。IGをSNSとしてではなく、写真加工アプリとして捉えるならライバルとなりますが…他にも無数にある加工アプリの中から、よりにもよってSnapseedとは…。

U Pointテクノロジー(範囲指定して手軽に一部だけの色などを調整する機能)が欲しかったのかな?と自分は思います。

ニュース - Googleが写真加工/共有アプリのNikを買収、Instagramの競合企業:ITpro

Vic Gundotra - Google - Welcome Nik Software! Today I’m excited to welcome Nik…


2012/09/16

Nikon D600 Preview Samples: dpreview review samples: Galleries: Digital Photography Review

Nikon D600 Preview Samples: dpreview review samples: Galleries: Digital Photography Review

他にも海外サイトで多数のD600サンプルがアップされています。
前のD700との比較の時には書かなかったけれど、それらを見て少し疑問に思っているのですが、高感度で撮ったD600の多くの写真で、シャドー部コントラストが低いように見える…。
シャドーにノイズが多くて、それ故にS/N比が下がっているようにも思えますが、実際の所RAWを現像してみないとなんとも…。


Тест Nikon D600: / Prophotos.ru
Fotopolis.pl: Nikon D600

2012/09/15

D600-D700画質比較

The Imaging Resource! にD600で撮影した画像がアップされましたので、D700の画像と比較してみます。

画素数が倍違うので、解像度に関してはD600の方が遥かに良いと思われますが、2400万画素を大判プリント(300dpiの場合長辺509mm〜A3ノビ長辺483mm)して間近でじっくり見る事もあまりないと思いますので、D600を縮小してD700と同じサイズで比較しています。

2012/09/14

- オレ流写真論 (8) - 制限を付けて写真を撮る

制限の勧め…ってどういうことかというと、撮影の時に自分で色々と制限を掛けてしまう、ゲームで言うならば「縛りプレイ」みたいなものです。

例えば、今日の撮影は単焦点レンズ一本で行こう。
とか、今日は開放絞りにチャレンジとか。
他にも沢山あります…トリミングしない。ローアングルだけ。撮影後、液晶で確認しないで撮る…。
なんでもいいんです。
ちょっと楽しそうだな…と思えるくらいの制限をかけて撮ってみると面白いですよ。

そして、これがまた意外と勉強になります。

iPhone 5はつまらない。そこが最悪であり最高でもある : ギズモード・ジャパ ン

iPhone 5はつまらない。そこが最悪であり最高でもある : ギズモード・ジャパン
記事のライターさんの意見に過ぎないけれど、Jobsがいた頃は大衆に合わせるなんて事はなかった。
大衆が使い方を求めるのではなく、大衆に新しい使い方を掲示するのがAppleだった。
だから新製品には当たりでも結果としてハズレでも「なんだこれ!?」みたいな驚きがあった。だからAppleの新製品には注目が集まって行ったと思うんだ。
ひとつ前のエントリーに話は繋がりますが、この驚きもない新製品を次々と投入した所で、ユーザが飛びついてくる事なんてないだろう。
また今までのAppleの様な、従来の互換性をすぐになくしたり、サポート廃止というやり方は、新製品を使ってみたい!という強い魅力があったから出来た事。
iPhoneのサポートは今のところ比較的長いが、ここをもし勘違いしてしまったら、Appleといえど、iPhoneといえどユーザは離れて行くだろう。
Jobsには「こういう未来にしたい」という大志があった。ただ売れればいいという考えじゃなかったと思うんだ。

iPhone 5の新しいLightningポート用変換アダプタ(2800円)が今までの周辺機器に対応しないなんて... : ギズモード・ジャパン

iPhone 5の新しいLightningポート用変換アダプタ(2800円)が今までの周辺機器に対応しないなんて... : ギズモード・ジャパン
技術革新の為には古い物を切り捨てて行かなければならないのは、仕方のない事かも知れませんが、IT業界はほんと早いですよね。
最近自分はこの早さにちょっと疲れました(笑)
常に最近の物で揃えればいいのかも知れませんが、それには勿論多額のお金も必要になりますし、長く使った愛着という物もあります。
また最新の物にはコンピュータの場合はバグが潜んでいる物も多く、その対処法を探す為にネットで長い時間と手間を掛けて情報収集したり、対処出来ずにアップデータ待ちでしばらく使えなかったり。
最新の物を避けて枯れた物を使いたくとも、修理やサポートの終了が短いため、結局製品期間が短かったり…。
気に入った物を長く使いたい様な自分には、なんとも忙しない時代ですね。

2012/09/13

D600 発表

ニコンから噂されていたフルサイズ機種D600が発表されました。

さてさてかなり不満がありますが、先ずは評価するべき点を…。

視野率100%ファインダー
これはやはりいい。実際100%じゃなくても、それ程困ることはないのですが、やはり全部見えていると安心感が違います。

デュアルスロット
バックアップやすぐ納品したい時にJPEGとRAWの振り分けは便利と思います。
自分はそれが出来る機種を持っていないのですが、やはりあったらあった方がいいですね。

軽くなった。
一般的には評価される点だと思いますが、自分は数百g変わったところであまり気にしないので…。レンズとボディのバランスの方が重要です。

さて不満点…。

2012/08/27

iPhoneやスマホに使えるブレ軽減装置

なんて大袈裟な物ではありません。
お値段なんと200円!
100均で売ってたスマホのクリップに、同じく100均で売ってたヒモをつけただけ。

使い方はヒモがピンと張るように足で踏むだけ。
何やってるの?あの人…という視線を感じるかも知れませんが、写真のブレ軽減に効果があります。

自分が買ったヒモは少し伸びるタイプでしたが、多分伸びが少ない方がいいかと思います。
効果としては…マクロレンズを使う時にブレ易いので、マクロを付けてのテストです。まあ気休め?ただ安定するため、大きくブレる事は少ない感じがします。

これ作ったのはいいけれど、実際持ち歩いてないんですよ…(^_^;)いちいち面倒で。

iPhone4Sはビデオにブレ補正も入っているらしいですが、写角が狭くなるだけで効果があるんだかないんだか微妙だし、次は写真にもブレ補正…ちゃんと効果のある物を期待したいです。

iPhoneに付けるジャイロとか需要ないのかな?…ないだろうなw



2012/08/25

- オレ流写真論 (7) -「自分」のスタイルとは

写真を始めてしばらくすると、多くの人が他の人達と違う写真を撮ってみたいと思うようになると思います。
みんなと同じじゃ嫌だ…。目立たない…。
あれ?なんか個性個性と、こぞって探し求めてた10代の頃を思い出しませんか?

自分には人とは違う特殊能力があるに違いない。とか、
人と違う音楽聴いてる自分カッコいい!とか…。

Instagramを続ける為に 〜 SNS疲れとは

始めに書きます。

今回は以前にも隠しつつチラチラと書いていた、SNSの内面的な思考部分を中心に書きます。
これからInstagram(以下IG)をやってみようと思っている方や、今現在ハマっている方、雲には乗れると思い続けたかった人は、もしかすると見ない方がいいかも知れません。
お勧めはIGに疲れてしまった人向けです(笑)

2012/08/18

「3本目」のレンズを選ぶ:ダブルズームキットからのステップアップ(1)――高倍率ズームと単焦点のススメ - ITmedia デジカメプラス

記事は読んでいないのですが、タイトルで同意。
自分はほとんどが28-300と50/1.4、それとマクロで済んじゃってます。
画質が云々言うタイプではないので、高倍率ズームでも満足しているのですが、画質にこだわる方はやっぱりもう少しちゃんとしたズームの方がいいかもしれない。
学生の頃は画質にもこだわっていたのですが、なんででしょうね(笑)
ただ50mmはかなり良く使うので、ボケのきれいな50/1.4G(ニコンユーザ)が欲しいなと思ったりもします。

またまた昔の話ですが、50mmを使い始めたのはつい最近のこと。
大昔はレンズキットといえば50mm標準レンズだったのですが、その頃星を撮っていたせいもあってか、好きなレンズを組み合わせる為にボディだけしか買ったことがありませんでした。
50mmって星を撮る時は明るくていいのですが、オリオンくらいしか上手く入らない微妙なレンズの認識がありました。
星以外でも、思ったより写角が狭く感じて、28mm、85mm、200mmの3本メインだった時期もあります。

50mmがいいなと思ったのはフルサイズのデジタルを買ってから。というか、写真の感じが変わったせいも大きいと思います。昔は開放で撮ることなんてなかったから…。
写角が広くてボケるフルサイズ特有の写真を撮るなら、50mm以下の大口径レンズはやはり欲しい所でした。

2012/08/12

DMC-TZ7の液晶が破損してしまいました…

せっかく赤外改造したのに、夏の最中に車内へ放置していたら、こんなことに…(^^;;
写りには問題ないので液晶と判断して、ジャンク品でも買ってパーツ交換しようかなと考えてます。
それにしてもTZ7 液晶でググると液晶破損の人が多いこと…ヤフオクのジャンクも液晶破損多いし、弱いのかな?
このカメラ、今までにズームのエラーによるシャッター不可の不具合(これはパナソニックの他の機種でも経験済み)。レンズシールド開閉不具合。ホコリ混入などのトラブルがありますが、ネットで調べると同様のトラブルも多いみたいで、ウィークポイントなんだろうな…。

追記:2012.8.17
こちらを見ると300台中50台で液晶破損という例もあるので、弱いことは弱いみたいですね。ただ、コメントのように確かに液晶そのものは弱いものだけど、それを守る為にガラスが貼っているわけだし、今回の場合は多分高温による膨張(ただ直射日光は受けていない場所なので、いっても60度台…それを壊れて当然の温度とみるか、そうでないかは別として)→破損なので、乱雑に扱うかどうかは今回に至っては関係ありません。ちなみに同じ条件で隣に置かれていたiPhoneは問題なく、また当然ですがカーナビも問題ありませんでした。


価格.com - 『液晶のトラブルはいかがですか?』 パナソニック LUMIX DMC-TZ7 のクチコミ掲示板
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000017813/SortID=10938777/

2012/07/27

写真の偏向


以前ツイッターでつぶやいたツイートのまとめです。
そういえば写真共有をいろいろしてみて気づいた事。iPhoneなどスマホ向けの所でウケる写真は似ている。でもそれ以外の場所でそれがウケるとは限らない。

自分は画面の大きさがそれに大きく影響していると思う。小さい画面ではメイン被写体がバーンとあった方がいいし、ゴチャゴチャした物は好まれない。

以前も書いたけど、写真をプリントする時にはプリントサイズによって濃度を変える。小さい方がクッキリと濃く焼く場合が多い。iPhoneでもそれは同じで、コントラスト、彩度高めの方がウケる。典型はHDRバリバリな写真だろうか。あれが全紙サイズになったらキツイ。

2012/07/20

Lumix DMC-TZ7 赤外改造

ここしばらくの間、ゴミが写り込むようになって使っていなかったTZ7。
ネットで分解記事を探した所、意外と簡単に分解出来ることが分かったので、ゴミ掃除のついでに、やってみたかった赤外改造をしてみました。

フィルム時代はコダックのハイスピードインフラレッドを好んで使っていたのですが、デジタルになってからはフィルム交換だけで気軽に赤外写真を楽しむことが出来なくなって、いつか改造してデジタルでの赤外写真を撮ってみたいと思っていました。

2012/04/13

右カラムのIGウィジェットについて

RSS.stagramさんのを借りているのだけど、@_pon2だけ長いこと更新されていません。一番ポスト多いのに(笑)
RSSは来てるから、問題は複眼RSSさんの方かな?
そのうちなんとかします。

追記:2012.4.21
widgetを RSS.stagramさん+複眼RSSさんから SnapWidget | Instagram Photo Gallery Widgets に変えました…が、Safariではインラインフレームにスクロールバーがhiddenが入っているにも関わらず常時表示されてしまい、IE拡張のhtml{overflow-y:scroll;}を消したら出なくなったという話をネットで見かけたのですが、インラインフレームなので中身のcssは向こうサイドとなり手を出すことが出来ない。
しかたないのでwidgetジェネレータから出力されたソースをwidth+15pxに変更し、スクロールバーのレール(笑)は残ったものの、なんとかOKとしました。

Instagramのポピュラーについて その2

Instagram(以下 IG )のポピュラーの選考基準は公表されておらず、またチョコチョコと基準が変わっているらしく、今年(2012年)に入ってからも主に厳しい方向へ大きく変えられた様です。
以前、調べた時はInstaPopularというiPhoneアプリを使って調べたのですが、今回はポピュラーに挙がっていた100人のフォロワー数を調べてみました。
100人中最小フォロワー数は868人。そして1000人以下のユーザはその人の他に932人の2人だけ。
平均フォロワー数は約27000人。
10万人越えは3人で、最高は199000人。

下の図は、あまり意味ないけど正規分布。左肩が切れ、0人が非常に多くなっているが、実際は急激に落ち込む。


アクティブユーザの関係もあるので一概には言えませんが、フォロワー3000〜5000人位はいないとポピュラーに入れないのでは?と思うような結果です。

2012/03/29

ふんわり甘いプリンと苦いキャラメルソース


録画に溜めていた「運命の人」をやっと見終わった。
感じた事、考えた事、見つけた事がいくつもいくつもあって、正直まだ整理がついていない。
また山崎豊子さんの作品をもっと見たいというのが、今の率直な感想だ。
そしてもっと多くの人にこの作品を見て貰いたい。感じて、考えて貰いたいとも思った。

自分がドキュメントを撮りたいと思った頃、既にそれは下火もいい所だった。
ドキュメントの写真が流行った時代は、今からもう二十年以上前に終わった。

考えるという事はとても疲れる事だ。
普段運動をしていない人には、腹筋ひとつとってもするのが億劫なのと同じ様に、人間というのは楽な方、楽な方へと行ってしまうのが自然な事なのだろう。

見てくれる一部の人達だけに伝わればいい。
その人達の中で何かが変わり、そこからまた誰かに伝わっていく。
ゆっくりゆっくり。急には物事は変わらず、きっと消極的にも思えるその姿勢しか物事を変える事なんて出来ないのだろう。

もっと多くの人に見て貰うには。感じて、考えて貰うには…。
他のもので表面を覆ってしまえばいいと考えた。
飲んでもらいたい苦い薬を、相手が喜んで自ら飲むような甘いオブラートに包んで。

生々しいドキュメントをストレートに写すのではなく、それを美しい写真で包んでしまおう。そう思った。
今はジャーナリズム的なものを撮ろうとは思わないが、その考え方はずっと自分の中に根付いているものと思う。
それは感情というものにシフトしていったが、いったい今どれ位それが表現出来ているのだろう。

2012/03/19

Instagramでフォローをする人の探し方


Android版のInstagram(以下IG)がやっとというか、そろそろ出そうになって来たらしいので、少しIGの話を書きます。
IGで真っ先にやる事といえば写真のポストとフォローですが、今回は主にフォローする人の探し方、選び方について書きたいと思います。

2012/02/07

ニコン、有効3,630万画素のフルサイズデジタル一眼レフ「D800」 - デジカメWatch

良くも悪くも噂通りのスペックで来ました。
自分は画素数よりも高感度の方が撮影幅が広がり便利と思っているので、正直これがD700後継というのは残念だ。

D4以外で高感度撮影に向いたフルサイズ機種はもう出ないのだろうか。
もし…もし価格を抑えた旧センサーを使っての廉価版フルサイズが出たとしたならば、それもありかもしれないが、連射も出来、堅牢性も優れ、実質必要な画素数もカバーしたオールマイティなD700に替わるものにはならないだろう。

処理速度優先の仕事なのでデータ3倍となると、そこもネック…。
物欲を刺激されないだけヨシとしよう。

2012/02/02

timedog - View files saved by Time Machine - Google Project Hosting

Mac OS X 10.7 Lion以降は同様のtmutilコマンドが扱えます。
詳しくはこちら

timedog - View files saved by Time Machine - Google Project Hosting
MacのTime Machineでバックアップした差分ファイルを表示するPerl スクリプト。

以前同じ様なスクリプトで、tms を使用していましたが、サポートが10.5までということで、これは朗報。
インストール方法は View What Time Machine Backs Up | Mac Tricks And Tips が分かりやすいかも。(英文)

ターミナルから
cd ~/downloads
sudo cp timedog /usr/local/bin

downloads を変更していた場合変える必要があります。cd と打って、ダウンロードフォルダをドロップ→リターンすればOKです。
2行目でコピーした後は元のファイルを削除しても構いません。

使用方法は
cd /Volumes/Time\ Machine/Backups.backupdb/[Computer Name]

これも名前を変えている場合変更の必要があります。先程と同じくcd と打った後、バックアップボリュームの中にあるBackups.backupdbフォルダの中のコンピュータ名フォルダをドロップ→リターンすればOK。
そしてコマンド実行
timedog -d 5 -l
dオプションはログが長いと見にくいので、階層で区切って表示するよというオプション。次ぎの数字はその階層。気になるフォルダがあって、更にその中を見たい時には順次増やしていくような感じでしょうか。


何故こんな大量にバックアップしてる!?といった時に、こういったかゆい所に手が届くものがあると、本当に助かります。


2012/01/27

このネガ写真の点を30秒見つめてください...ビックリしますよ : ギズモード・ジャパン

目の錯覚系好きです(笑)
反転してモノクロ画像に色が付く写真は、前にも興味があって自分でも作った事があります。
ここの16日…マウスオーバー使うのでスマートフォンだと見れないのですが、数秒間画像を見続けてからカーソルを写真にのせると…。

目ってけっこういい加減なので、写真の細かい色調整をする時は、小まめにグレー画像などを見て目をリセットした方がいいと思います。

2012/01/19

コダック経営破綻とコダックの思いで話を少し

コダックが経営破綻、破産法11条による事業再編を申請 -- Engadget Japanese


う〜ん…とうとう来てしまったかという感じ。
自分が思う程度の事は記事に書いてあるので、何故そうなったかなんて野暮な事は書きませんが、フィルムはコダック派だったので物悲しい気持ちです。
ということで思いで話を少し…。

フィルム時代のコダックは、フジやコニカと比べてマニアックな製品が良かった。
最小限の製品を提供していたフジに比べ、かゆい所に手が届く様な…例えば天体写真用途に使われた、コダックスペクトロスコピックフィルム タイプ103aシリーズなんてものまであった。
青しか感光しないオルソクロマチックのタイプO、パンクロマチックのF、そして一番なじみの深い、赤のHα光が良く写るタイプE…。
フィルムベースからの反射を抑えるバッキングがあるため現像の最初に水を通すのだけど、それが真っ黒でビックリしたのも良い思い出。
乳剤が柔らかくて、ちょっとした温度差で縮緬状のレチキュレーションを起こしてしまったのも良い思い出(笑)


他にも水素増感などに使われた超微粒子フィルムテクニカルパン2415。当時、あまりに微粒子な故に、解像度は35mmでもシノゴに匹敵するとまで言われた。実際ルーペで覗いても粒子は見えず、レンズの性能を100%出してくれた。
このフィルムでの撮影時に、フィルム上に小さな小さなダニらしきものが乗っていたらしく、ベタ焼き状態のその姿をルーペで観察すると、足の産毛?の一本一本までがクッキリと写っていた事は良い思い出(笑)

コニカ赤外よりも長波長で感度の高いハイスピードインフラレッド…。ダークバッグに入れないでフィルム交換したら被ってしまったのも良い思い出w
天体写真以外でも楽しませて貰った。あ、変な意味ではないです(笑)

どれも非常に特徴的で、しかしニッチな市場の中、頑張って提供していてくれたと思う。
コダクロームも忘れちゃいけないね。他にも数え切れないほど、コダックならではの製品が昔はあった。時代の変化を垣間見た気がする。

フィルムや現像液などのデータシートがPDFであるので、記念?記録として残しておきたい方は探してみてください。
Google 検索 - filetype:pdf site:http://www.kodak.com/JP/plugins/acrobat/ja/

2012/01/15

Pinterest … Tumblrとの心理的な比較による物から来る不愉快さはなんだろう

写真共有サイト Pinterest についての雑感。
注)印象が自分にとっては愉快ではないので、ネガティブな投稿になっています↓
Pinterestは現在招待制なので、Popular を見ての印象だけです。故にそれが極一部のものとしての自分の感想です。実際使用してみると、また印象が違うのかも知れません。


参考:

2012/01/02

インプット、アウトプット、そして体感。


ちょっと久々に長い話…(笑)
途中から写真の話に繋がります。
元がツイッター向けに140字で収まるように書いてありますので、少々分かりにくいところや説明不足のところもありますが、ご了承下さいませ。
ただ、説明不足的なところは、自分の考えを掲示したいというよりも、読んだ人が考えるきっかけになってくれると嬉しいので、いつも遠回しに書いてある部分もあったりします(笑)



勉強が面白くないという人で多いのが、先生がつまらないと言う話を聞く事は多い。じゃあおかしい事をいう先生がいいのかというと、それはまた違う気がする。確かに興味は引くだろう。リラックスもするし覚えやすくもなるだろう。

本当につまらない先生とは、一方的にしゃべるだけの先生ではないだろうか。人は自分で考え、自分で出力し、それを認めて貰えた時、多くの喜びが生まれる。基本的に自分が中心だ。

2012/01/01

明けましておめでとうございます

昨年は東日本大震災始め、日本列島多くが悲しみや不安に包まれたかのような年でした。
日本だけでなく欧米諸国の経済危機、エジプトなどの革命など、世界各地で変化が絶えない年であったよう思えます。
未来を変えるには、現在を変えるしかありません。
その現在は、「今」のちょっとしたひとつひとつの行い、思考の積み重ねであるように思います。
壁はよじ登って越える必要はないのかも知れないと…気付かないだけで、常にどんな時でも壁の横には階段が用意されているのではないだろうか。
その階段を一歩一歩。それだけが今、自分達に出来る事。
せめて少しだけ祈るなら、
楽しいことや、ちょっとした幸せが、ひとつでも多く、ひとりでも多くに降り注ぎますように。
A Happy New Year 2012.

お知らせ
え〜と…PonHouse_Newsとしてツイッターで時々(笑)配信していたニュース記事ですが、切りが良いので更新を休止致します。