2012/07/20

Lumix DMC-TZ7 赤外改造

ここしばらくの間、ゴミが写り込むようになって使っていなかったTZ7。
ネットで分解記事を探した所、意外と簡単に分解出来ることが分かったので、ゴミ掃除のついでに、やってみたかった赤外改造をしてみました。

フィルム時代はコダックのハイスピードインフラレッドを好んで使っていたのですが、デジタルになってからはフィルム交換だけで気軽に赤外写真を楽しむことが出来なくなって、いつか改造してデジタルでの赤外写真を撮ってみたいと思っていました。

通常カメラの受光素子は赤外領域まで感度がありますが、発色がおかしくなる為にローパスフィルターを兼ねた赤外カットフィルターが素子の前にあることがほとんどです。
ノーマルカメラでも赤外フィルターをかけることで撮影する事が出来る機種もありますが、いかんせんフィルターでだいぶ赤外光をカットしてていますので、光量が弱く、手持ちではキツかったりします。
赤外カットフィルタを外すにはカメラによっては大変な分解となり、また外すことでピントが合わなくなったりする場合もあり、なかなか敷居の高い改造となってしまいます。
このTZ7は僅かネジ9本を外すだけで素子までアクセス出来ますので、非常に楽に改造出来る方だと思います。

まずは裏ぶた側の左1底4右2本、計6本のネジを外します。外すのは裏ぶただけでOK。とても小さく見えますが0番のプラスネジです。
裏ぶたを外すと液晶へ伸びるフラットケーブルがありますので気をつけて下さい。



受光素子は真ん中にあるユニットが3本のネジで止まっています。

同じく外して、傷を付けないようにそ〜っと持ち上げます。
赤外カットフィルタは受光素子の表側にゴムパッキンで張り付いているだけですので、それをピンセットなどで外します。
もし戻したくなった時のことを考えて、傷には気をつけて下さい。
また素子にホコリが付着すると、画像にハッキリと写ってしまいますので、ホコリも付かないようにササッと作業を。
自分はこのフィルタの替わりに、赤外フィルタIR-80を切って本体との間に挟みました。
適当にやったのでホコリだらけの結果に(笑)
レンズが沈胴式の為、フィルター取り付けに良い方法が思い浮かばなかったので、赤外フィルタ内蔵にしましたが、外付けならば他のフィルターも試しやすいので、何か良い案はないかと考えています。











作例
赤外感度は充分にあり、最低iso感度(80)でも開放で1/125秒前後シャッターが切れました。
ホワイトバランスはオートだと色を補正し切れないので、カスタムホワイトバランスか白黒モードで。

撮って出しだとコントラストが低いのでレタッチした方がいいかも。上)オリジナル下)レタッチ済み





ホームセンターへ行ったら、窓に貼る熱遮断フィルムの実演があったので撮影(笑)右側が僅かに暗くなっていることが分かります。もちろん見かけ(可視光)は変わりません。