2015/06/12

画素数が多すぎてLightroomの処理が重い時は…

最近は高画素のカメラが多くなってきましたが、パソコンが充分でない場合、どうしても処理の遅さがネックになります。
数枚のレタッチならば多少処理が重くても問題ないのですが、大量の写真を処理する場合に処理のもたつきは、直接的な時間のロスだけでなく、ストレスによる疲労度にも影響します。

追記:2015.11
CC 2015.7 の新機能「元画像の替わりにスマートプレビューを使用」を使用すると、下記Tipsと同じ効果が得られます。

そこで、できるだけストレスなく処理するために、Lightroomの機能であるスマートプレビューを使用します。
これは本来、外付けHDDやNASにあるデータを使用する時、ノートパソコンなどでオリジナルがローカルになくても作業を続行できるという機能です。
LightroomでDNG形式のファイルに変換し、間接的にそのファイルを使用し、オリジナルにアクセスできる環境になった時、自動で作業した内容と同期してくれます。
オリジナルデータを外付けHDDに移したら、そのHDDをアンマウントしてしまえば後の処理はスマートプレビューによる処理となります。

このDNGファイルはオリジナルよりもファイルが小さい為、サクサクと作業できるというわけです。iOSやAndroid用のLightroom mobileでも使用されています。

ただ、最初にスマートプレビューを作成する時にそこそこ時間がかかりますので、それは寝てる間や時間のある時に作成するなり工夫が必要ですが。

追記:2015.10.1
スマートプレビューを作成するまでは同じですが、その後オリジナルデータの入ったボリュームをアンマウントすると書きましたが、もっと簡単な方法として、Finder上で(Lightroom以外で)フォルダーをリネームしてしまうやり方があります。
Lightroomライブラリ上のフォルダはグレー表示になり「?」マークが付きますが、スマートプレビューを作成しているため継続して作業が可能です。
作業が終わりましたら、またFinder上で元の名前に戻すと、Lightroom側が自動認識して通常の扱いに戻ります。これの方が簡単ですね。



他にLightroomを軽くする方法として…

  • カタログをSSDなど高速なデバイスで使う。(ただ、うちの環境ではそれほど効果はありませんでした。)
  • カタログ設定から、キャッシュで使うプレビューサイズを小さく設定する。
  • 標準サイズのプレビューや等倍プレビューを前もって作成しておく。
  • レンズ補正の「プロファイルを使用」や、ディテールの「ノイズ軽減」は特に重いのでチェックを外しておく。必要なら最後にかける。

などがあります。

2015/06/04

Lightroom CCでLightroom mobileとの同期チェックボックスがコレクションに表示されない。

LightroomとLightroom mobileの同期は便利なのですが、時々挙動がおかしいのが困りもの。
今回はLightroomがCCになったからなのか、なぜかコレクションから同期チェックボックスが出ず、同期ができなくなったというお話。


本来はコレクションの作成時にはこのように「Lightroom mobile との同期」というチェックボックスが表示されます。
それが何故か表示されなくなっていて、こんな時まず先に確認するのは、ちゃんとアカウントにログインしているかどうか…。これは環境設定のLightroom mobileタブから確認できます。
そして、ログインは何故かここではなく「ヘルプメニュー」にあるサインインから…なのですが、LightroomがCCになったからか、結局はCreative Cloudのサインインに飛ばされます。
CSの時は、同期で重くなってしまうのを避けたい時にLightroomのみサインアウトができて便利だったのですが、CCからはCreative Cloud関連すべてがサインアウトしてしまいます。

自分の場合、サインインしてもダメ…。変わらず同期チェックボックスは表示されません。 ここで新たなカタログ「test」を作り、試してみることにしました。
新しいカタログで起ち上げると、最初にLightroom mobileと同期するか聞かれます。どうも従来から引き継いだカタログだと、以前の設定を受け継いだまま、この表示が出ず、再設定できないことになっているようです。

どこかに同期を再設定する箇所がないかひたすら探した所…ありました!
場所は、「メニューバー」の「ヘルプ」から「Lightroom mobile のヒント…」。
これをクリックすると、真ん中に同期の説明が出ますが、ここから細い線をたどって
、着目するは左上のアカウント名。

このアカウント名をクリックすると小さな三角形が隣に現れます。一回クリックしないと表示されないのが分かりにくい原因。

それをクリックするとカタログに対しての同期設定の変更パネルが出ます。
これで無事にLightroom mobileと同期できるようになりました。 つぎはぎで作ったせいか、設定箇所があちこちに飛んでしまい、非常に分かりにくいUIとなってますねこれ…。なんとかして欲しい所です。

2015/05/18

テキストエディットの「複製」「名称変更」を以前の「別名で保存」に戻す

いまさらなのですがMacのテキストエディットなどでの保存方式が10.9から変わって、今までの 「保存」「別名で保存…」が 「保存」「複製」「名称変更…」とわけの分からない物になり困っていました。
ショーットカットも変更になり、別名で保存は複製のショーットカットに。 普段ショーットカットを多用していたので、間違えるたびにイライラしていました。
他も全て変わるのならともかく、変わったのは一部のアプリケーションだけという半端な状態。 なのでいっそショーットカットキーを変更してしまおうというのが今回のお話。

ショーットカットキーを変更

  • まず環境設定から「キーボード」を選択。左に見えるアプリケーションをクリック。
  • +ボタンを押し、テキストエディット.appを選択。
  • メニュータイトルを「複製」。ショーットカットキーをMacでの標準 commond+option+d を押すことで割り当て。
  • 次にもうひとつ。今度はメニュータイトルを「別名で保存…」最後の三点リーダを忘れずに。コピペするといいかもしれません。そしてショーットカットキーは以前と同じ shift+commond+s に。 
それらを設定すると、どこからともなく「別名で保存…」メニュー項目が現れます。
実はこれ、optionキーを押すことで表示が変わり選ぶことができるのです。Macはこういった裏技的なものがたくさんあり、知るとそれが楽しいのですが知らないととても不便なこともあります。
これでとりあえず以前と同じショートカットを使うことができるようになりました。
ちなみに、上のスクリーンショットを見てもらえると分かりますが、自分はFinderの「複製」を変更しています。 これはAdobe系のショートカットではcommond+dは選択解除のため、Finderで全選択された大量のファイルの選択を解除しようとしてcommon+dを押し複製されるという間違いがしばしば…。なので変更してしまいました。ファイルを複製する時はoption+ドラッグを普段使いますし、「〜 のコピー」という文字もちょっと…。option+ドラッグだと「〜 2」という表記です。

2015/05/17

着いた先は限界集落

今日は行くあてもなくドライブしていて、山奥の集落に着きました。
数えてはいないのですが、だいたい20件前後でしょうか…川沿いに古い木造の家が建つ静岡のとある集落です。
数年前に一度訪れたことのある場所だったので、どこか懐かしい感じで最初はワクワクしていたのですが、どうも様子がおかしい。人の気配がしない。

よく見ると家の戸は閉まったまま草や蔦が生い茂り、人の出入りがないことが分かる。
家の前にある広めの庭には、きっと花が好きだったであろう住民が育てていたであろう花壇が並ぶ。しかしもう花は咲いていない。
カメラを持ってきていないのでiPhoneを取り出し撮影を始めた。
当時。村人が道を行き来している様子を想像しながら。

限界集落と呼ばれるものがある。
若い人たちは街へ出て、集落には年寄りばかりが残る。そして段々と人は減り、消滅寸前の集落のことを言う。
残された年寄りたちは不便でそして孤独な生活を強いられる。
何か必要であっても物はない。豊かな生活でもない。体も弱り、街への買い出しもままならないだけでなく、田畑の仕事や普段の生活も厳しくなっていく。年寄りだけが残るとはそういうことだ。

地域によっては村おこしなど新たな住民を向かい入れ、過疎化に歯止めをかけようとしている所もある。しかし、これからは生活しやすい場所に住民を集約し、効率的に住む方がいいという意見もある。
確かにそうかもしれない。元々山間部が発展した理由のひとつにある林業も今や厳しく、生活だけでなく仕事という面も含めその方が住民にとっても便利だろう。
将来はそれでいいかもしれない。いや、そうならざるを得ないかもしれない。しかし、限界集落の問題は今起きていること。
都会の片隅で起きていると思われがちな孤独死が、当たり前のように多くの集落で今、起きている。

どんな生活だったのだろうか。
どんな人生だったのだろうか。
自分には想像でしか分からないことが多すぎる。しかし、今日見てきた、感じたことは、今日本中で現実に起きていることなんだと、あらためて考える機会になった。

たった1日、iPhoneでパッと撮っただけの写真ですが、一部アップします。またいつか撮りたいと思います。

限界集落

2015/05/04

ニコンのホワイトバランス微調整(色温度とミレッドの計算)

メモ代わりに書いてます。
ニコンのホワイトバランス微調整は説明書を見ると、(機種毎に調整範囲は異なります)

(LBA、LBBフィルタに相当)AB(アンバーブルー)方向で0.5段単位。1段は5ミレッド相当。
(CCフィルタに相当)GM(グリーンマゼンタ)方向で0.25段単位。1段は濃度約0.05。

LBA(B)=Light Balancing Filter Amber (Blue)(色温度変換フィルタ)
CC=Color Compensating Filters(色補正フィルタ)

GM調整

CCフィルタの表記(例:CC Y15)は濃度を100倍した数字なので、GM方向(縦)は1段毎にCC M5やCC G5のフィルタをかけるのと同じになります。
2段だとCC M10、CC G10。

AB調整

ミレッドは、色温度の逆数(1/色温度)に10の6乗をかけ算したものなので、例えば
色温度5500Kの時は 1/5500*10^6 ≒ 181.8 ミレッドとなります。

例. オートホワイトバランスでは5600KでRAW撮影された写真が少し黄色かったので、現像ソフトで色温度を下げ5200Kで調度良くなった時は

1/5600*10^6-1/5200*10^6 ≒ -13.7 ミレッド
カメラ説明書によるとAB方向で5ミレッド/段。0.5ミレッド単位で調整可能なので、B2.0〜2.5にしてあげれば望む結果になるかもしれません。

差分ミレッド計算機
(1/K - 1/K)x10^6 = mrd
色温度変換フィルター LBA(B) の数値に換算する時は、計算結果を10で割ると出ます。


早見表
3200K 312.5ミレッド
4545 220
4651 215
4769 210
4878 205
5000 200
5128 195
5263 190
5405 185
5500 181.8
5555 180
5714 175
5882 170


2015/04/15

UVフィルタとプロテクトフィルタの違い

遠方の山の紫外線の影響と言われる青味をとってくれるという今ではオカルト的にも聞こえるUVフィルタと、レンズを守るだけのプロテクターとの比較。

まずはマルミのDHG-UVとノーフィルターで比較してみました。
ひとことでいうと、ほぼ違いはありません。
強いて言うならUVの方が若干遠方の山の青味がとれているかも?
街灯のハロならばもう少し違いが出るのでしょうか。
RAW撮影から船体でWBをそれぞれとっています。

多分レンズやローパスフィルタなどにUVカットは既に施されていると思いますので、当たり前といえば当たり前の結果になりました。

次にフィルタによる分解能低下。
昔、星の写真を撮っていた頃はフィルタの有無でかなり星像が悪化したので、それ以来フィルタは付けずにいたのですが、最近になってまた付け始めました。
というのは、20年ほど前に買ったとあるレンズメーカーのレンズを久々に使っていたのですが、光源を後玉から覗いてみたら薄い傷がたくさん…。それで怖くなって付け始めた次第です。
最近のレンズはコーティングも優れているので、以前に比べれば傷はつきにくいかと思いますが…。
純正のレンズはそれよりもはるかに多くそして手荒に扱っていたのですが、特に傷はありませんでした。

さて肝心の解像テストなのですが、残念ながら空気のゆらぎで正確なテストができませんでした…。
一部を見るとフィルタ無しが優れ、また他の一部を見るとフィルタありの方が優れるといった、評価のできない状態という…。
一応上記写真の等倍スクリーンショットを載せておきます。これだけを見ると、ノーフィルタの方がシャープにも見えますが、正直なんとも言えません…。
印象としてはフィルタを付けたからといって、特に問題になるというレベルではないと判断しました。

最後はUVとプロテクタの比較。
使用したのはケンコーのZETAプロテクターとマルミのDHG-UV。

これもそんなに違いはありません。
結論としてUVとプロテクターのどちらがいいかというならば、これはもう気分で(笑)


2015/04/04

選択したJPEGファイルのEXIFを元に、ファイルの作成日と変更日を変更するAppleScript

だいぶ前に作ったのですが、時々使っているので需要もあるかもしれないと思いポストしておきます。
写真ファイルの作成日が、コピーや何かで変わってしまった時に、EXIF情報の撮影日を読み取り、作成日と変更日を書き換えます。
Xcode
ExifTool


tell application "Finder"
set objs to selection
set lstr to (a reference to objs)
end tell
repeat with obj in objs
--作成日変更
set objPOSIX to quoted form of the POSIX path of (obj as alias)
set scrptCDR to "exiftool -CreateDate" & " " & objPOSIX
do shell script scrptCDR
set CDR to result
set AppleScript's text item delimiters to ":"
set CDRList to text items of CDR
set yy to item 2 of CDRList --年取得
set AppleScript's text item delimiters to space
set yy to item 2 of text items of yy
set mm to item 3 of CDRList --月取得
set dd to item 4 of CDRList --日取得
set AppleScript's text item delimiters to space
set dd to item 1 of text items of dd
set H to item 4 of CDRList --時取得
set AppleScript's text item delimiters to space
set H to item 2 of text items of H
set M to item 5 of CDRList --分取得
set S to item 6 of CDRList --秒取得
set scrptCDW to "/usr/bin/SetFile -d " & "'" & mm & "/" & dd & "/" & yy & " " & H & ":" & M & ":" & S & "'" & " " & objPOSIX
do shell script scrptCDW
--ファイルの「作成日」取得
set date_creation to creation date of obj
if modification date of obj > date_creation then
--ファイルの「変更日」を変更
set modification date of obj to date_creation
end if
end repeat

2015/04/02

最近お気に入りのiPhone写真関連アプリ4選

最近はほぼこのカメラアプリを使っています。
iOS8からiPhoneも感度、シャッタースピード、ホワイトバランスなどのマニュアル補正が可能となり、それらに対応したカメラアプリがいくつも出ました。
このアプリの特徴は、感度調整バーとシャッタースピードバーが並んで表示されるので、露出の調整が素早くできるところです。またコントラストと彩度の調整もできるので、効果フィルターを使いたいのでなければこのアプリだけで完結できます。
価格は無料ですが、シャッターボタン横の通常アルバムアクセス用の小窓部分に小さく広告が出ます。課金することで非表示になりますが、アルバムアクセスはできないままなので、撮った写真を素早く確認できないのは少し不便。


2015/03/28

tumblrにポストしたもので最も多くnotesが付いたものを月毎に表示してくれるジェネレーター。

tumblrはリアクションの大きかったものが分からないので、こういったものがあると面白いですね。

The Best of Tumblr Generator: simple tool shows the best posts for any given blog and helps you post the results:



tumblrは過去のポストであっても時々爆発的にnoteが増えることがあります。
どういった経緯でそうなるのか分かりませんが、タグから検索もできるのでタグを打っておくと過去の資産も無駄にならないかもしれませんね。



自分のサイトでは写真の管理のためにタグを打っていたのですが、多分そこから来る人も多いかと思います。ちなみに一時的にnotesは増えても、フォロワーはあまり伸びません(笑)

タグの管理にはこちらが便利です。

Tumblr: Mega-Editor

2015/03/22

Mavericksのコンソールでウィンドウサイズを記憶しない

メモがてらのポスト。

OS X 10.9 Mavericks不具合報告スレ Part5
476 :名称未設定:2014/03/21(金) 10:29:06.52 ID:QCPO4UVJ0.net[2/2]>>472-474
調べてみた。
~/Library/Preferences/com.apple.Console.plist に
NSWindow Frame Console あるけど、ウインドウサイズなどの記録保持は
~/Library/Saved Application State/com.apple.Console.savedState/windows.plist の
NSWindowFrame を使っているように見える。
試しにウインドウサイズを変えてコンソールを終了させてみると、
上は更新されず下のみが書き換わる。
ウインドウの復元機能はSaved Application Stateを利用してるけど、
Preferences以下のplistファイルに書かれた設定は、
古いのがそのままなのか「再度開く」のオンオフに依って変わるのか、
ちょっとそこまで調べてない。ていうかsandbox化も加わってこの辺面倒。
類似ケース多いみたいだしアクセス権がおかしいだけな気もするけど、
ドライブの不具合を確認するのがいい気がするよ。
477 :名称未設定:2014/03/21(金) 11:48:13.10 ID:tKnAA2wb0.net
>>476
そうなんですよね。sandboxの過渡期なのかあちこちにファイルが散乱してて
Containersに項目はあるがplistはリンクをはってあったりするアプリもあったり。
~/Library/Saved Application State/com.apple.Console.savedState
をロックして見るとちゃんとロック前のサイズで起動してきますが(ロックするのでアプリを終了してもフォルダも内容も消えないからなんですが)外すとまた元のサイズにもどってしまう。
アクセス権絡みなんでしょうかね。
Time Machine用HDDのアクセス権もMountain Lionまでと異なるようになって
アプリケーション自体も何かかわって対応しきれてない部分が環境によってでてるんでしょうか。
ドライブ自体はまだ1週間程度のMacですし去年まで使ってたものでも起こってたので
やはりFusion Driveドライブに何らかの問題があるのかも。
毎回ウィンドウを広げるのも面倒なのでググって発見。
コンソールでウィンドウサイズを変更してから、終了する前に
~/Library/Saved Application State/com.apple.Console.savedState/
にロックをかける。
本来終了時にcom.apple.Console.plistが更新されるはずだが、更新されないということなのだろうか。
試しにcom.apple.Console.savedStateを他ディレクトリにコピーし、そこからロックをかけたシンボリックリンクを張ってみた。
中身ファイルの更新も行われ、シンボリックリンクもロックがかかっているので当然ながら削除されないのだが、ウィンドウサイズは記憶してくれなかった。

もうMavericks自体の更新はセキュリティアップデートしかないだろうし、ロックをかけて対処するしかない。

2015/03/21

AppleScriptとExifToolで選択ファイルのジオタグ削除

Macで写真からジオタグだけを削除するAppleScriptです。
要 ExifTool

tell application "Finder"
set objs to selection
end tell
repeat with obj in objs
set obj to obj as alias
try
do shell script "exiftool -geotag= -overwrite_original " & quoted form of (POSIX path of obj)
end try
end repeat

先に写真を選択してから実行します。

2015/03/20

Mavericksのことえりはユーザ辞書をテキストで書き出せない

世間はYosemiteなのにほんと今更Mavericksにした自分用。

Mavericksになってことえりの辞書の扱い方が変わって困った。
というのはMacではGoogle日本語入力(少し前までは かわせみ)を使っていて、しかしiPhoneと同期させたいので、ことえり単語登録本体のWordRegister.appをドックに登録しておいて、単語登録したいときは面倒だけれどGoogle日本語入力と両方に登録していた…のだが、Maverickに新規インストールしたら「?」になってるではないか。
まあ別にいいや、今のことえりでインポート、エクスポートすれば…と思ったらそれがない。
どうもドラッグすればファイルとして書き出してくれるのだが、プレーンなテキストではなくxmlだ。

それで調べてこのサイトが見つかった。
Mavericksのことえりの仕組みを探ってみる - ザリガニが見ていた...。

つい先日まで残してたMountain Lionは消しちゃったし、仕方ないので別パーティションに残してるSnow Leopardの中からWordRegister.appを引っ張り出してきた。
これを使って無事にMavericksのことえりからテキストでユーザ辞書を書き出せた。
これ人によっては重要なことだよな…環境が変わる時にスパッと切っちゃうAppleらしい迷惑なやり方だ。
カメラに例えるとFD→EFマウントなどマウント変換アダプタを、いつの間にか売り、いつの間にかのディスコンでなかなか手に入らなくなるような…。
まあGoogleさんが今の辞書形式からのインポートに対応してくれればいいのだけれど。
そしてYosemiteではどうなのだろう。たしかもう、ことえりではないような話を聞いたのだけれど、ファイル形式は?さすがにそうコロコロ変えないよね?

Creative Cloudが同期に失敗。ウィンドウも白く。→解決しました

数日前に起動ディスクの入れ替えをした後から起きた現象です。
調べてみるとかなり似たような症例もあるらしく、アドビフォーラムにも公式の書き込みがあります。

Creative Cloudの同期に関するトラブルについて | Adobe Community

起きた現象はAdobe Creative Cloudが起動しても何も表示されない他、アカウント名が表示されない、一部の同期に失敗、接続に失敗(ファイヤウォール設定を確認して、少し時間をおいてから再試行してください。)、終了に失敗など。
ログイン画面が真っ白で表示されない時は、
~/Library/Application Support/Adobe/
(Mac)
にあるOOBEフォルダを削除すれば表示されるとの報告もあります。実際、表示されました。

しかし自分の場合はそこから先も不具合が多く、ログイン画面に打ち込んだあとしばらくしてから上の画像のような表示が…。
ファイヤーウォール設定もひと通り見たのですが問題なさそう。

このようになった場合、Creative Cloudを終了させてもメニューバーから消えただけで動いていることが多く、再度起ち上げようとしてもエラーが出て起ち上がりません。
その時はユーティリティからアクティビティモニタを起ち上げて、Creative Cloudのタスクを探して終了させます。

クリーンインストールしたりいろいろ試した結果、うちの環境(Mavericks10.9.5)ではジャンボフレームが問題だとわかりました。

ネットの閲覧他では問題もなく、再インストール前までもCreative Cloudは問題が出なかったのですが、再インストールした際に何かが変わって問題が出るようになってしまったようです。
環境設定>ネットワーク>詳細>ハードウェアからMTUを「標準(1500)」に戻します。

それにしても…。
SSDエラー→初期化→再インストール+設定移行→ついでにデータ用HDDの変更+データ移行→Creative Cloudのエラー→クリーンインストール→設定などし直し→Creative Cloudのエラー→検証用まっさらOSのインストール→解決

長い道のりだった…。



2015/03/18

MavericksでフォトストリームをFinder上から見ることができない件

今更ながらMavericksの話です。
iPhoneで撮影した画像はフォトストリームでiPhotoから見ることができるのですが、いちいちiPhotoを開くのも面倒なのでFinderで引っ張りだすTips

~/Library/Application Support//iLifeAssetManagement/state/sub
ここへ移動して種類:イメージの検索結果をサイドバーに保存しておけば、すぐに確認することができます。
これはネットでは有名なTipsなので端折りますが、Mavericksにしてからこれがうまく動かない様子。
どうもSpotlight周りがおかしいみたいで、その対処法です。

Automatorでフォルダアクションを作成します。
Automatorを起動し、ワークフローを選択。
Finderマークの付いた「ファイルとフォルダ」を選択。
そして以下の3つを右のウィンドウにドラッグします。

  1. Get Specified Finder Items(下のスクリーンショットはGet Selected Finder Items. 前者はsubフォルダ専用の物。後者はフォルダアクションを設定したどのフォルダでも可。どちらでも。)
  2. Get Folder Contents
  3. Set Spotlight Comments for Finder Items


3のSpotlight Commentはなんでもいいみたいです。記入せずにブランクでもOKでした。

出来上がったファークフローを適当名前をつけて保存して、subフォルダをControl+クリックしコンテクストメニューからフォルダアクションを選び、保存したこのワークフローを設定します。


引用元
Saved search for Photo Stream not working in Ma... | Apple Support Communities

2015/03/09

Nikon D700をオーバーホールに出しました。

もうシャッター回数もトータル16万ショットを超えてるので買い替えたほうが良さそうな気もするけれど、ここはオーバーホールしてもう少し頑張ってもらう。

一応シャッターユニット交換も頼んだけれど、「シャッター部組」というのがそうなのかな?総額42787円ナリ。

ていうかファームウェアアップデートしてなかったっけ?(笑)

手のひらで画角を測る 〜 オレ流写真論番外

ちょこっとした小技なのですが、自分の手のひらを使って角度を測ることができます。
レンズの画角が分かれば、撮影に必要な焦点距離もこれでだいたい分かるのでロケハンなどに便利です。
また太陽や月は一時間に約15度動くので、どれくらいしたらどの位置に来るかも分かり、撮影の役に立つこともあります。

1. 手をいっぱいに伸ばし、自分の顔から手のひらまでの距離を測ります。(これをaと置く)

2. 目安にしたい手のひらのパーツを定規で測ります。(これをbと置く)

3. 関数電卓でtan-1やatan、arctanと書かれている、アークタンジェントの計算をします。

関数電卓を持っていなくてもwebサイトを調べると、計算してくれるサイトがいくつか出てきます。

例えば…関数電卓『関数電卓』

iPhoneだと電卓アプリを横向きにして拡張表示にしてから、2ndキーを押すとtan-1のキーが現れます。

a÷bを計算し、最後にatanもしくはtan-1ボタンを押すと角度が表示されるはずです。
もし妙な数値が出た場合は、角度がrad ラジアンになっているかもしれませんので、deg デグリーを押します。


自分の場合だいたいこのような感じに…。
自分の場合、親指〜人差し指間がほぼ200mmの画角と一致(135換算)しますので、絵描きさんが構図を決めている時によく見かけるポーズで、だいたいの構図と選択するレンズを予測できます。

レンズの焦点距離における画角もまたwebで検索するといろいろと出てきます。


対角だけでなく、垂直水平も分かる方が何かと便利です。被写体の大きさ計算などにも使えますし。
またiPhoneなどスマホアプリでもいくつか出ています。

ひとつ基準を覚えておけば、他の焦点距離のレンズにも応用が効きます。
例えば、200mmの対角画角は約12度…ということは100mmだと倍の24度。50mmは更に倍の48度に。300mmだと÷1.5で約8度となります。

誤差は大きいですが、レンズの焦点距離もまったく数値通りでもないため、あくまで目安としてなのですが、便利ですよ。




2015/02/08

4Kよりコッチが欲しいかも:“正方形”ディスプレイという新提案はアリなのか?——「FlexScan EV2730Q」徹底レビュー - ITmedia PC USER

普通に使う分には今主流の横長ディスプレイは便利かと思うけれど、90度回転させて縦位置の写真を表示させたかったり、マルチディスプレイにしたいと思うと少し…いやかなり長いと思う。

特にマルチディスプレイはゲームで使うのならば視野を覆ってくれていいのかも知れないけれども、Photoshopで画像+メニュー類のような使い方だと視点の移動量が多すぎる気がしないでもない…というか幅取り過ぎてデスクに収まらないというのが自分にとっては一番困ることだったり。昔は2台並べて使っていたけれど、そのせいで今は1台だけだ。Photoshop側もメニューが仕舞えたりと使い良くなってきたので、それはそれであまり困らない。



しかし90度回転ばかりは…まああまり使うこともないのだけれど。

結局4:3の比率って機能的にはバランス取れてて良かったのかも?と思うようになった。

いや、あの…1:1は知らないです…見たことも使ったこともないので。



4Kよりコッチが欲しいかも:“正方形”ディスプレイという新提案はアリなのか?——「FlexScan EV2730Q」徹底レビュー (1/4) - ITmedia PC USER

2015/01/31

暗い所でもノイズの処理が優秀なiPhoneカメラアプリ Hydra とCortec Camの比較

※下にTwitterで再圧縮する前の画像へのリンクが有ります。

補足:HydraはHi-RESモードで12MP、16MP、32MPの選択ができます(iPhone5s使用時)。






Twitterで再圧縮する前の画像はこちらです↓

ハイスピードカメラで一眼レフのシャッターを撮影

前にもミラーアップ、ダウンに着目したスローモーション撮影の映像がありましたが、今回面白いのはシャッター幕の動きです。



一眼レフのカメラで多く使われているフォーカルプレーンシャッターは、大きく分けて先幕と後幕に分かれます。
先に先幕が動き露光が開始され、指定秒数(シャッタースピード)経った所で後幕が動き、受光素子を覆います。
昔これを説明するのに使った動画があったので、ついでにアップ。
 
この秒数は幕の速度…幕速に影響され、幕速が速いほど速いシャッタースピードが切れますが、そこには物理的な問題で限界が発生します。
そのためシャッターを全開にせず、狭いスリット状態で素子への相対速度を上げます。
 
このシャッターが全開になるか、スリット状態かの境目が「 X 」=シンクロスピードです。
通常フラッシュ光は一瞬しか光りませんので、スリット状態のシャッターだと光が当たらなくなる場所が生じますので、シンクロスピードより速いシャッターで切ると失敗写真になってしまいます。

フルシンクロフラッシュ…FP発光とかいろいろな名称で呼ばれていますが、こういった発光モードだと、通常一瞬しか光らないフラッシュ光を連続で発光させ長い時間一定の光量を与えることが出来るようになるので、速いシャッタースピードでもフラッシュ光を活かすことができます。

500px ISO » Unbelievable Photography » Fascinating Super Slow-Mo Video Reveals How a DSLR Camera Shutter Works

2015/01/16

写真サイト紹介:So What? ~ 写真生活

ちょっと調べものしていて偶然出会ったサイト。

エントリーをいくつか見ていたら、なかなか深くそして面白い。

ゆっくり見て、勉強させてもらおう。

So What? ~ 写真生活