2013/08/08

東大,屈折率2.2を超えるガラスの開発とその高屈折率の原因の解明に成功 | WEBジャーナル OPTRONICS

これはまたまた面白そうな…。
透明で屈折率の高いレンズ=カメラのレンズに使うと小型化できるという事です。
以前も似たような記事(2004.8.3 代表的なガラスの屈折率表あり)を書いたのですが、その時は2004年発表の「ルミセラ」というレンズで、屈折率は2.08。それ以降を知らないのですが、今回の2.2というのは期待できます。
ルミセラは当時としては劇的に薄型化されたカシオのデジタルカメラ EX-S100 に使われたようです。
今回のこのレンズ…まだ大学での研究段階ですが、早く実用化されて欲しいですね。
また記事途中に書いてあるように、
今回の成果は、単に新しい組成のガラスができたというだけにとどまりません。これまでのガラス科学が想定していなかった元素の組み合わせでもガラスになること、そしてそれらのガラスが極めて高い特性を持つことを、原子レベルで原理的に示しました。
ということで、これから更に画期的なガラス素材が生まれてくる可能性もあります。
こういう発表があるとワクワクして嬉しくなりますね。

東大,屈折率2.2を超えるガラスの開発とその高屈折率の原因の解明に成功 | WEBジャーナル OPTRONICS