2013/10/12

TTL調光コードとやらと、その互換メーカーの話

カメラにストロボ2灯付けて日中シンクロの補助にしようかと思っていたけれど、どうも手持ちコードでは都合良く接続出来ない…。

カメラの上に1灯。ストロボブラケットを付けて横にもう1灯付けたいのだけど、ニコン純正の調光コードSC-28だと「ストロボを移動する」という概念しかない様で、カメラ側のホットシューが調光コードで埋まってしまい2灯付けることができない。

また増灯コードという方法も試したけれども、手持ちのブラケットではL字のガード?なのか縦にして使う用なのか意味分からないパーツがある為に、増灯コードを差し込む幅が確保出来なかった。

他にコードあるかな?と思いニコンイメージングを探したら…ああ、このSC-30とやらなら少し曲がってるし付くかも?と価格を見たら…なんと12600円(笑)
こんなコードが、しかも何故か2本セットで12600円w
ちなみに上のSC-28は6825円。

(´・ω・`)

先日ツイッターで、高くて有名なジナーの価格を笑っていたのですが、段々他メーカーも笑えなくなって来てるのでは…。
話それますが、ジナーは堅牢で良いプロ機材を作っているのですが、例えばリンホフボード(大判カメラのシノゴにレンズを付ける為に加工された板)…ググって最初に出たページはこちら 税込み価格2480円。これはこれで安い方だと思うけど、ジナーのリンホフボードは税込みなんと73500円w まあ作りはいいんでしょうけど…。
他の価格が気になる方は是非こちらをご覧になってください。

さて話戻ります。
あまりに高いため、他にどこか互換パーツ作ってないのかな?と思ってググりました。
元々ここら辺のパーツは外注だったりして、最近は分かりませんが以前はグリップストロボがナショナル製だったり、パワーアシストパックという外部電源は接続コードが違うだけで本体はキヤノンと同じだったりもしていたので、純正というものに自分はそれほど価値を置いていません。

ググってみると面白い製品を発見。
YONGNUO(…よんぬを?)という中国のメーカーなのですが、最初に書いたSC-28に互換性のあるTTL増灯コードを見つけました。そして更にそれには、ニコンにはないホットシューがーー!
価格は3750円!さすが中国wライセンスとかそこら辺どうなってるか分かりませんが、たとえ真似だとしても、それを元に本家よりも良いものを作るのならば、それはそれでアリじゃないかと思います。日本も昔はよくパクり製品出してた。けれど段々とパクリ元以上の物を作る様になっていった。某国なんて日本の事情関係なしに左ハンドルの本家仕様車そのままを押し付けようとして売れない売れないと騒いでいたわけだし。

ていうか関係ない話に今回は飛びすぎてますね(笑)
このメーカー、やはり先日ツイッターでツイートしていたメーカーなのですが、他にストロボ系の互換機器を沢山出しています。ストロボなんてキヤノンの形にそっくりなんだけど、7640円。(G.N.は105mmで58なので30以上はありそう。ただし、TTL、FP発光に非対応。色やチャージ、その他諸々は分かりませんが、光らすだけならお買い得かも?)
個人的には3000円前後で売られているラジオスレーブ(離れた位置のストロボを光らす為のもの)が気になる所。ニコンのは赤外線なので、向きや距離など光の状況で使えなくなるし。

こういったかゆい所を掻いてくれる周辺機器メーカーは、国内外問わずこれからも頑張って欲しいですね。
あ、あとニコンさん。昔っから思っていたけれど、コードをロックするネジ…使いにくいです。急いでる時とか特に。ストロボの取り付け部の様に、ワンタッチでロック!みたいな感じにしてくださいな。