ホント最近になって思ったけれど、自分のフォーカス位置というのが、AFで合わせる物よりもずっと手前の方がピンと来る(シャレではない)事に気付いた。
短焦点開放で撮る事が最近は多いが、それだとどうしてもピントはシビアなもの。
AFでも勿論合ってくれるし、等倍に拡大するとそちらの方がいいのだが、全体で見るとどうも違う…普通過ぎる感じがする。
ホントに僅かだが少し手前…ただしこれも被写体によってAFでの位置と同じ物もあるので、AF微調節で調整してしまう事も出来ず、MFに切り替える事も多々あったり…。
ピント位置が手前の方が後ろボケを活かしたい時にも更にボケは大きくなるし←これかなり違います。もっとボカシたいという方は、少し手前にピントを合わせるという事を試してみる価値あります。
ピント位置が手前の方が後ろボケを活かしたい時にも更にボケは大きくなるし←これかなり違います。もっとボカシたいという方は、少し手前にピントを合わせるという事を試してみる価値あります。
思ってみれば昔はMFなんて当たり前だった。大体のカメラはフォーカシングスクリーンにマイクロスプリットプリズムを入れていたので、それで合わせる人は今のAFと大差ないと思うのだが、自分はスッキリした表示が好みなので全面マットに変えていた。だから、好きな位置でピントを合わす事が出来た。
AFになってからもフォーカスロックを使用すれば…特にキヤノンが始めた親指AF作動を使えばMFと同じ様な物だし、速度も速いし正確だし、それを使わない手はないと思っていたのだが、どうも同じではない様だ。
木を見て森を見ず。
デジタルになって拡大して写真を見る弊害が、こんな所にも現れるものとは思わなかった。
(あ、自分は等倍原理主義でも、またその逆でもないです…。必要な時には等倍どころか2〜300%にも拡大するし、Lサイズが最終出力ならば画面上でもそのサイズまで縮小して見る事もあります。)