2014/01/22

馬場信幸「THINK OUT」メーカーアンケート:CAPAカメラネット

まだ本文はサラッとしか読んでいないので、後でまた読もうと思います。



最近ニコンがOPTIAという計測装置をレンズ設計に導入し、それの第一弾となる58/1.4が発売されたのは記憶に新しいかと思いますが、では以前のニコンだとどうだったのかと言うと、正直あまりボケのことに関してはこだわっていなかったように思う。

モノクロ全盛の時代にオールドレンズがカラーバランスのことを考えて造られていなかったように、時代時代で要求される性能は違う物。これからはデジタル時代の解像度への要求に一区切りついて、次の要求が求められているのかもしれませんね。
それが「味」というもので、効率的に設計していくには、勘よりもデータが必要となるのでしょう。

話変わって、28-70/2.8を未だに使っているのですが、これを下取りにして24-70/2.8か24-120/4に変えようか迷っているところ。
120まで望遠域が延び、更に手ブレ補正のVRも付いていますが、解像度に関して満足出来るだろうか…。その点24-70は安心出来るのですが、焦点域が今のとあまり変わらないというのと、28-70のf3.5~4近辺でのしっとりとした描写が結構好きで、その描写は今のレンズでも残っているものだろうか…という悩みもあったり。
その「しっとり」こそ、残存収差から来た「味」なのでしょうね。
使って試したいところですが、ニコンのサービスもない田舎だと、レンタルで借りるしか試せないという…。

キヤノンが中望遠単焦点レンズの手ブレ補正の特許を出したようです。
24-70の手ブレ補正も含め、今後今まで手ブレ補正が必要ない、もしくは画質に影響が出やすかったが故に造られていなかったレンズでも、この様に新設計の元でリニューアルされていくのでしょう。

レンズ沼は底が見えないですね(笑)



馬場信幸「THINK OUT」メーカーアンケート:CAPAカメラネット