2017/11/13

小泉コンピュータ プログラムタイマー タイムリーS (KS-1500A)のセットの仕方

一定時刻になると繋いだ機器をオンオフ出来るタイマーなのですが、先日内蔵のボタン電池が切れてしまい交換した所、設定も一緒にクリアされてしまいました。
適当にセットしたものの思うように作動せず、諦めてネットで検索をかけるものの、現在販売もしていないようですし、説明書や使い方が分かるようなものは見つからず…。
Googleサジェストの候補に「KS-1500A 取扱説明書」と出てくる程なので、使い方が分からなくなった人は少なくない模様。
なんとかセット方法がわかったので、メモとして書き残しておきます。(確かいい値段したものなので捨ててしますのも勿体無い…。)


○現在時刻セット

  1. 左端スイッチを一番下「開始」に合わせます
  2. 右端「時計合わせ」スイッチをONにします
  3. 「時」「分」を押し、決定したら「セット」ボタン
  4. 「時刻合わせ」をOFFにします

○毎日決まった時刻にスイッチオン→決まった時刻にスイッチオフしたい

  1. 左端のスイッチを一番上…タイマー「START/STOP」にします
  2. 開始時刻を決めて「セット」ボタン
  3. 終了時刻を決めて「セット」ボタン
  4. 左端スイッチを一番下「開始」に合わせます
間違えやすいのが「毎日繰り返すのだから左端スイッチをCYCLEにして設定してしまうこと」(これで悩みました…)。
単純に毎日オンオフを一回だけするのなら真ん中は設定せず空白のままでOKです。(もし設定してしまったら「取消」ボタンを押してください)

それでは「CYCLE くり返し」はどんな時に使うのか…。

○設定時間が経過するまでオン~設定時間が経過するまでオフを繰り返したい

そんな時に使うのがCYCLEです。
ですので、時刻セットや単純なオンオフ表示はAMPMの12時間制。
こちらは24時間制に見えますが、ただの最大24時間のタイマーをセットする表記になっています。

例)
1分間点灯し、2時間消灯する繰り返し
  1. 左端スイッチを真ん中…「CYCLE」くり返しに合わせます
  2. 点灯時間(分ボタンを1回)を入力し、「セット」ボタン
  3. 消灯時間(時ボタンを2回)を入力し、「セット」ボタン
  4. 左端ボタンを一番下「開始」に合わせます
このままだと2時間の間に1分間だけ点灯をずっと繰り返しますが、例えば夜19時から~朝6時の間は点灯させず消灯したままにしたい時は…

○START/STOPとCYCLEを組み合わす

最初に書いたSTART/STOPをPM9にON…AM6にOFF そしてCYCLEを入力 最後に左端スイッチを一番下「開始」に

START/STOPとCYCLEの関係は下図のようになります。

少し複雑で説明書がないと分かりにくい設定方法ですが、このサイトに辿り着いた方の力になれましたでしょうか。
このタイマーには「時刻タイマー」と「時間タイマー」の2つの機能が付いた物で、それぞれを組み合わせて使うことも出来る物ということを頭に置くと理解しやすいと思います。