2011/05/05

オサマ

オサマが先日米によって殺害されたのだが、基本的に自分は公の場所でこの事について大きな声で発言したくない。このブログは見てる人も少ないし、先日も書いたように自分の本音の場所なので、こちらにチラッと書き残しておく。数年後もう一度ここを見た時に、自分がどう思うか知りたい為。




基本的に自分は中立の立場を取っています。先にテロを仕掛けたとかそういう事を抜きにして。そして米の謳うテロ=悪という図式が成り立つのならば、戦争=テロという自分の考えなので、戦争も悪と自分は思います。
確かに彼の行ったテロ行為は許されるべき事ではありません。しかし彼の思想を、一部であろうともアラブ人の思想を叶える為には、あの方法をを考えた彼は、ある意味天才と思います。
いきなり衝動的にテロを行った訳ではなく、その大元はイスラエル問題、そしてアラブ諸国への米の浸出。またそれらを大きくさせている、憎しみと貧困。ここを抜きにしてはこの問題を語る事が出来ないと…そしてその問題は簡単には解決出来ない深い問題でもあると。

僕は誰も責めません。
テロを行うしか方法を見つけられなかった彼の事も、彼に従った人達の事も。多くの犠牲者を出し、報復としてより多くの人の命を奪い、中心人物殺害で歓喜した人々の事も。誰も責める事が出来ない替わりに、誰も評価しません。

人は必ず分かり合える道があると…それは自分の信条。出来ないかもしれない…でも求めていないと。
カッコ付けてなきゃ、子供たちに誇りを持って会わせる顔がない。そんな生き方したくない。