自分の思考が先に行ってしまい、まだ体得が出来ていない状態。
「目が肥える」という言葉のように、自分の中で「こうありたい」という物が創られるが、まだそれを叶えられるほどの腕がない、ズレた状態なのではないだろうか。
腕というと技術的な事だけと考えてしまいそうだが、ここで言う「腕」とは思考含まれ、まだ完全な「理解」には至っていない状態。
先走っているのだから、実際にはレベルが下がっていなくとも、相対的にはレベルが下がっているように感じる。
だから腕がイメージに追いついた時=スランプを乗り越えた時、人は成長すると言えるのではないだろうか。
その為には反復という鍛練が大事だ。
反復して体にイメージを叩き込むこと。
数学で難しい問題を一問解いて終わりにしていたら、いつまで経っても本当の意味では身に付かない様に。反復して何問も解き、ようやく本当の「理解」にたどり着ける。