自分のSiriの使い方は、おしゃべりしたり命令したりするのではなく、主に文字入力の補助として使っています。
先日iOSを7.1にバージョンアップした直後から、Siriによる文字入力の変換精度が落ちた気がしていました。
iOS7.1のSiriは男性声と女性声のふた通りを選ぶことができるようになりましたが、Siriのアルゴリズム自体にも手が入ったのか、今までの変換学習がリセットもしくはおかしくなってしまったのかは分かりません。しかし以前では長文入力の時にもほぼ修正なしに入力できていたのに、バージョンアップしてからは修正しまくりの状態です。
そこでまずはおかしくなっている可能性のある、文字入力の変換学習をリセットするために、iOSの環境設定から「→一般→リセット→キーボードの変換学習をリセット」でリセットをします。
これは文字を入力するときに、引っかかりやもたつきがある場合にも有効です。自分で登録したユーザー辞書は消えないので、思い切ってリセットします。
この時点ではSiriの変換精度はアップしません。
次からやることは、Siriへの意識的な単語登録。
Siriへ入力した言葉はAppleのサーバへ送られ、保存されるそうです。このデータをより正確なものに置き換える作業です。
まず今まで通りSiriを使って言葉を入力します。
Siriが間違えて入力した場合は、次の言葉の入力前に消去します。そして正しい言葉をキーボードから入力します。
どうやらこれでSiriの変換学習は精度がアップできるようです。消去をしないと学習しないので注意。
この方法はSiriの学習方法なのか、iOSの学習方法なのか分かりませんが、Siriの変換精度が上がるようになったことは確かです。
Siriがとんでもない誤字を返してくるときには試してみてください。
ちなみにSiriは何度やっても尻のままでした…。